トレイルブレイザー―企業が本気で社会を変える10の思考

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トレイルブレイザー―企業が本気で社会を変える10の思考

  • ISBN:9784492534281

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内容説明

創業20年で従業員5万人、GAFAと並び急成長を遂げた
世界最大の顧客管理ソフトウェア企業「セールスフォース・ドットコム」創業者が語る企業文化のすべて

セールスフォース・ドットコムは、1999年にマーク・ベニオフがサンフランシスコで創業。CRM(顧客関係管理)を中心にしたクラウド・コンピューティングのパイオニアである。わずか20年で5万人を超える社員を有するGAFAに続く存在のメガベンチャーである。フォーブス誌「世界で最もイノベーティブな企業」、フォーチュン誌「最も働きたい企業」「世界で最も称賛される企業」などでも上位を獲得している。

本書では、創業者のマーク・ベニオフが、自らの生い立ちから、セールスフォースの起業、そして、企業文化を作り上げていく様子が率直に描かれている。そして同社では、社会への貢献がミッションとされており、著者がさまざまな社会課題と向き合う様子も描かれている。「善き行いと成功はビジネスの必須要素であり、バリュー(価値観)は世界を変えるための最も強力なエンジンになる。これを牽引するのが、トレイルブレイザー(開拓者)なのだ」

ニューヨーク・タイムズ&ウォールストリート・ジャーナル ベストセラー

目次

はじめに
Part 1 バリューから価値が生まれる
#1 始まり サンフランシスコのベニオフ家
#2 価値観 何をすべきかが重要だ
#3 信頼 第1のバリュー
#4 カスタマーサクセス テクノロジーを使って変革する
#5 イノベーション AIとエコシステムの力
#6 平等 鏡に映る姿を見る
Part 2 ビジネスは世界を変えるための最良のプラットフォームである
#7 オハナ 企業文化を再定義する
#8 社会貢献 未来のトレイルブレイザーに投資する
#9 初心 空白のページから同じページへ
#10 ステークホルダー 私たちは皆、この地球上でつながっている
#11 アクティビストCEO 企業が本気で社会を変える
おわりに
謝辞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろき@巨人の肩

93
Salesforce CEOマーク・ベニオフの自叙伝。まさにESG経営のトレイルブレイザー(開拓者)。クラウド型CRMアプリケーションの有効性を、顧客をステークホルダーと捉え、自社のESG経営の進捗度で体現できることが強み。企業価値は信頼、カスタマーサクセス、イノベーション。企業文化ohanaはティール組織論ではグリーン。KPIは1-1-1モデルによる社会貢献。業務フローはV2MOM(ビジョン、価値、方法、障害、基準)で管理。マークはソーシャルアクティビストCEOとしてリーダーシップを発揮。2021/04/23

MJ

22
セールスフォースの創業者マーク・ベニオフの本。トレイルブレイザーとは開拓者を意味する。「企業文化は戦略に勝る」「信頼、カスタマーサクセス、イノベーション、平等、の4つのバリューが経営の中心」正しい、正しいよ、マーク。あなたは成功者だし、あなたの主張は伝統的なピューリタン的価値観だ。でも、あまりにも美し過ぎて偽善を感じるよ。2021/06/13

ジュール

13
著者が急成長ハイテク企業のCEOとして社会貢献を真剣に考えているのが良く伝わった。言うは易いが様々な利害が対立する中、これは大変なこと。このような企業で働いてみたいと皆に思わせる本。先日よんだGAFAの実はGreed is Goodの考え方とはえらい違い。第5次産業革命が「私たちは成功しているか」ではなく、「私たちは善いことを行っているか」であることを切に願う。2020/12/16

カイジ

11
セールスフォースという会社の表面上でしか知らなかったことの裏が知れた。Twitter買収って周りが憶測で言っていたと思っていたらめちゃくちゃ本気だったんだ!とか・・・。そしてCEOが考えていることが想像の遥か斜め上すぎて、自分が凄くちっちゃい(本当にちっちゃいけど)なと感じた。働きたい会社の概念が間違いなく変わってくるね。内容の概略はオリラジのあっちゃんがYouTube大学(Yotube大学 セールスフォースで検索!)で簡潔にまとめてるのでそっちを見てから読んでみるのもいいです。2020/09/08

Francis

10
TSEPオンライン勉強会の課題本。勉強会当日の午前中読了。ベニオフ氏はいわゆる企業の社会的責任に真剣に取り組んでいるばかりでなく、アクティビストCEOとも言われるくらいホームレス問題、移民、宗教的寛容に真剣に取り組んでいることが良く分かる。私見だがベニオフ氏はかなり宗教的情熱のある人らしく、マインドフルネスに対する取り組みが半端ではないと感じる。日本でマインドフルネスがあまり盛り上がっていないのもうなづける気がした。米国企業で導入されているマインドフルネスは倫理観を高めるためにも行われているのではないか。2023/07/15

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