新潮文庫<br> 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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紙書籍版価格 ¥737
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新潮文庫
君が夏を走らせる(新潮文庫)

  • 著者名:瀬尾まいこ【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 新潮社(2020/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101297743

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内容説明

ろくに高校に行かず、かといって夢中になれるものもなく日々をやり過ごしていた大田のもとに、ある日先輩から一本の電話が入った。聞けば一ヵ月ほど、一歳の娘鈴香の子守をしてくれないかという。断り切れず引き受けたが、泣き止まない、ごはんを食べない、小さな鈴香に振り回される金髪少年はやがて――。きっと忘れないよ、ありがとう。二度と戻らぬ記憶に温かい涙あふれるひと夏の奮闘記。(解説・あさのあつこ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

266
「あと少し、もう少し」で二区を走った大田君のその後を描いたこの作品。『-やいやいやい-と泣き出す鈴香』、なんとあの大田君が1歳10ヶ月の子供の面倒を見るアルバイトを始めるところから作品はスタートします。アルバイトと言ったってまったく経験のない育児は大変です。『ぶんぶー』、『でったー』、そもそも子どもの言葉なんて意味不明。何をやっても泣き止まない鈴香。そんな育児に奮闘する大田君の姿の中にまだまだ無限の可能性が残っていることを感じるこの作品。「あと少し、もう少し」の世界観の奥行きが深まるのを感じた好作でした。2021/10/19

201
好きなジャンルのストーリーでは正直ありませんでしたが瀬尾さんの作品なのですらすら読了しました。子育ての大変さと喜びと苦労が手に取るようにわかります。鈴香の態度、瀬尾さんの実体験も入ってそうな感じでした。大田くんが学生なのに色んなことが出来過ぎていて大人で違和感もあるけど魅力的でした。2020/09/01

hitomi.s

161
意外な存在が自分の大切になることがあるし、大切になった途端にひらける視野がある。そこを「なんとなく」で通り過ぎてしまうのは、楽ちんだ。見落とさずに、感じたり考えたり飲み込んだり…大変だけれどさ、悪くないよね。長い長い梅雨があって暑い暑すぎる夏になる。こんな時期にぴったりな本でした。大切におもう気持ちを、大切にして年をとっていきたいな。2020/07/27

mariya926

154
『あと少し、もう少し』のメンバーだった大田が高校生になり、先輩の赤ちゃんのベビーシッターをしながら現状を乗り越えていく物語。『あと少し』の続編だと知り図書館にリクエストしましたが、すっかり忘れていてラストで気が付きました(笑)ちなみに衝撃的な始まりは、この作家さんの十八番ですよね(笑)鈴香ちゃんは作家さんの願い通りに動いていて、可愛さを満喫できなかったのが残念ですが、それでも赤ちゃんの時期の物語を読むのは楽しいですね!この後が大変になるので手伝って欲しいというママの切実な願いは届かなそうですが(笑)2020/09/07

ツン

123
突然、子守りを任された高校生男子。子供に注ぐ彼の愛情が素晴らしい。でも与えることによって、自分も大きなものを与えられているんだね。どんどん彼が変わっていくのも嬉しい。そして瀬尾さんの描く子供がとてもかわいい。ああ、こういうふうだよねとリアルに感じられる。読んでよかったと思える一冊。それにしてもこれだけ料理ができて、育児ができる16歳男子ってすごすぎるんですけど。。そして、エンディングではまた部活に復帰する彼を期待していたけど、でも、逆にこのエンディングの方がまだ16歳の彼の無限の可能性を示しているのかな。2021/04/06

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