古事記はなぜ富士を記述しなかったのか 藤原氏の禁忌

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古事記はなぜ富士を記述しなかったのか 藤原氏の禁忌

  • 著者名:戸矢学【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 河出書房新社(2020/07発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309227993

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内容説明

富士山は、古代から信仰の巨大な対象であり、日本のシンボルのような存在であるのに、古事記にも日本書紀にもまったく記述がない。その謎と秘密の核心にまっすぐに迫る。増補新装復刊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチ

48
大宮に住んでいたので氷川神社の話しは興味深く面白かった。もしも紀元前に関東に大王がいたならそれはそれで楽しいですね。2023/10/28

獺祭魚の食客@鯨鯢

39
 世界のフジヤマは藤原不比等が記紀編纂の際に記述させることができなかった理由があるらしい。  富士山は「蓬莱山」であるとされる(不老不死の薬が手に入る場所であり神仙の住む場所)  徐福、蘇我の先祖スサノヲ(蘇我は「我は蘇える」意味)は、不老不死の薬を求めて国々の山中を彷徨した。薬とは「水銀」なのではなかったか。水銀は遺体の防腐剤である。  始皇帝が派遣した徐福は実はユダヤ人なのではないかと思われる。(BC6C頃のバビロン捕囚後に中国にまで流れ着いた) 皇紀2600年という計算はまんざら荒唐無稽とは言えない2021/09/17

紅咲文庫

8
徐福(じょふく・じょふつ)(始皇帝から学識者・若者・種を預かって東方へ向かったまま戻らず)が、風水最高な関東平野に定着、国家形成した後に各地へ分散したのではと。徐福その子孫の姿がスサノオ。じょふつのみたま→ふつのみたま、富士山ベースでの風水上の都としてぴったりな場所が大宮。そこでスサノヲを祀る氷川神社をルーツにする藤原氏、渡来であることを公にしたくなくて富士山をタブー・神聖化。日本神話に登場しない神様は、記紀制定時にヤマト政権の統治下外の神様、”あさま”の語源は”あそ(阿曽)やま”では。内容盛りだくさん。2021/04/23

コリディ

6
6点。タイトルに惹かれ読んだが、ちょっと牽強付会、眉唾。レイラインや、冬至の日の日の出の方向など、後世のこじつけのような気もするが。とは言え、神社の成り立ち、祭神、徐福、スサノオ、草薙剣、十握剣、氷川神社、石上神宮など興味は尽きない。2020/06/06

dai267712

4
氷川神社に参拝したときに何か特別な雰囲気を感じたのはやっぱり氷川神社の歴史が特別だったからなんですね。陰陽道などの事も記されていて非常に参考になる本でした。2020/06/17

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