内容説明
思わぬ「落とし穴」によるミスやトラブルを回避するために!
◆実務家が誤解・誤認しやすい相続財産・不在者財産の管理・処理方法を「誤認例」を示して解説しています。
◆相続財産・不在者財産管理人の選任申立てから財産の換価・弁済まで多岐にわたる業務の中で留意すべき実務運用を取り上げています。
◆相続財産・不在者財産管理人に選任された専門家や申立てを依頼された専門家に向けて、実務に精通する弁護士がわかりやすく解説しています。
【目次】
第1章 相続財産の管理
第1 相続財産管理人選任の申立て
1 手続選択
2 相続人のあることが明らかでないとき
3 申立ての方法
4 申立てに要する予納金その他の費用
第2 相続財産の管理と換価
1 相続財産管理人の権限
2 相続財産の調査
3 不動産の管理と換価
4 預貯金・外貨の管理と換価
5 動産・債権の管理と換価
6 有価証券の管理と換価
7 保険の管理と換価
8 遺骨等の処理
9 換価困難な財産の処理
10 その他
第3 相続債権者・受遺者に対する債権申出の公告・催告
1 公告・催告の内容
2 公告・催告の時期
第4 弁済
1 相続債権者・受遺者への弁済
2 公租公課の弁済
3 祭祀費用の弁済
4 遺言執行者がいる場合の相続財産管理人の弁済権限
第5 相続人捜索の公告と相続人不存在の確定
第6 特別縁故者に対する相続財産の分与
第7 相続財産管理の終了
第2章 不在者財産の管理
第1 不在者財産管理人選任の申立て
1 手続選択
2 不在者財産管理の要件
3 管轄
第2 不在者財産の管理
1 不在者財産管理人の義務と権限
2 遺産分割の協議
3 不動産の管理
4 その他
第3 失踪宣告制度
1 総論
2 失踪宣告の要件・効果
第4 不在者財産管理業務の終了
事項一覧