内容説明
GHQが塗り潰した「日本人の心」
『われは海の子』『水師営の会見』
『桜井のわかれ』『村の鍛冶屋』……
教科書から排除、切り刻まれた歌詞には、
先人が大切にした価値観や美徳がある。
私たちの唱歌を取り戻そう
名曲揃いの唱歌・童謡
【本書に登場する主な唱歌・童謡】
夏は来ぬ、おぼろ月夜、ふるさと、もみじ、われは海の子、里の秋、水師営の会見、
村の鍛冶屋、村祭、蛍の光、仰げば尊し、みかんの花咲く丘、うみ、ヒノマル、オウマ、
春が来た、赤とんぼ、おもちゃの戦車、富士の山、一月一日、茶摘、虫のこえ、南満本線、
夕やけこやけ、小楠公、鉄道唱歌、ペチカ、待ちぼうけ、からたちの花……
唱歌には親子の情愛、ノーサイド精神、
ものづくりの誇りなどが詰まっている!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やじ
19
GHQは、我が国が古来より大切に育んで来た精神、文化を検閲し、勝手に書き換え、大量に削除し、二度と立ち上がれないようにして去って行った。日本以外にそんな事をされた国はあるのだろうか。消されたり改編された様々な物事を知る度に悲しみで一杯になる。日本を取り戻すのはもう遅いのだろうか。特におかしなアイヌや慰安婦や戦時朝鮮人応募工などをきっかけにしてこの事に気づく人が増え、教育が偏っている事を訴える政治家に投票するしかない。この本に関しては、載っている全曲を収録したCDを出して下さい。2020/07/15
里季
18
これくらい神経質にならんでも、という歌や、そらアカンやろ、という歌あり。2023/12/16
H
5
戦前と戦後の分断が唱歌にまであったとは知らなかった。せめてGHQの手に掛かったものくらいは取り戻したいもの。2020/08/15
kazu
2
知らなかったことが多く、興味深く読みました。今に残したかった味わい深い歌がたくさんあったと思いました。歌に込められた優しい気持ち、子どもたちのために多くの音楽を作った話など心温まる気がしました。2021/07/04