内容説明
障がいのある人の性について、基本的な考え方と具体的な支援方法を学ぶ。児童の性器いじり、性教育、恋愛・デート、望まない妊娠、半身不随の人の出産等、豊富なケーススタディを収載。「性とは何か」を通して真の自己決定支援を考える、障がい者福祉関係者必携の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつし
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仕事で性に関するお話を聞いたので手に取る。 性に関する問題は、表出する行動ばかり抑制しようとしてしまう。しかし、それは根本的な問題にはならない。行動ではなく、なぜそういう行動に至ったのか、その過程を分析・検証することが必要である。解決には、具体的な方法を教えるだけでなく、教えられるだけの支援者側の知識と信頼関係が求められると述べられている。まったくその通り。 相手の性行動をどうこう言う前に、まずは自分の性への価値観や知識の点検をしようと思う。そういった話をオープンに話せる場所があるといい。2019/01/06
Nanami
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外でデートしたり、ホテルにいくことすら大変なこと(心身の障がいからではなく、バリアフリーではないこと)に健常者よりも何倍も時間もお金も手間もかかってしまうのだな…考えさせられました。2018/03/07
クリーム
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健常者、障がい者、共に正しく在りたい…2018/01/11