内容説明
秘術を尽くす忍び!迎え撃つ“秘剣滝止”!
北山城下の寒天問屋から多額の賄賂を手にしていた江戸家老・黒岩監物がついに牙をむいた。次男・重二郎を溺愛するあまり、監物と手を組んで嫡男の一郎太追い落としを謀っていた桜香院が翻意したと見るや、忍びの棟梁・東御万太夫に殺害を命じたのだ。これまでの恩讐を越え、少しは母と心が通い合うようになった一郎太は江戸屋敷に桜香院を訪ね、監物の不穏な動きを耳に入れる。時あたかも、国元より「重二郎の一粒種・重太郎が病に倒れた」の報に接した桜香院は、取るものも取りあえず江戸を後にする。陰ながら桜香院一行を警固する一郎太と、竹馬の友にして国家老・神酒五十八の嫡男・藍蔵。その後を追って、隙あらばと機を窺う万太夫。さらに一郎太の身を案じ、慌ただしく旅装を整え、北山に旅立つ正室・静。昼九つ近く、一行は甲州街道布田五宿に差し掛かった。指定の御膳所で昼食を摂るはず、と読んだ一郎太は、思い当たった善桐寺に先回りする。間一髪、敵の魔の手を防いだ一郎太だったが、それは御嶽山麓の隠れ里で待ち受ける万太夫との死闘の始まりにすぎなかった!?大好評書き下ろし痛快時代小説第6弾。突きの鬼一シリーズ前半のクライマックス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
102
突きの鬼一6作目 2020.07発行。字の大きさは…小。 実母・桜香院は、次男・重二郎を藩主にするため長男で美濃北山藩主・百目鬼一郎太を、江戸家老・黒岩監物の手飼いの忍びの者・羽摺り衆を使って殺そうと謀るが、逆に一郎太に羽摺り四天王を始め多くの者が殺されて行きます。 此度は、羽摺り衆頭・東御万太夫が、桜香院、黒岩監物を殺してしまい。その万太夫を、一郎太が成敗する。 ここに一郎太の敵が全て居なくなり、この物語は終わりなのか…? 背表紙には、前半のクライマックスと書いてあります。2020/10/05
とし
80
突きの鬼一 「春雷」6巻。驚きました、江戸家老・黒岩監物、羽摺りの四天王、羽摺り衆の頭万太夫、桜香院迄も亡くなってしまいましたよ、シリーズ前半のクライマックスとの解説だそうです、次巻は新たな敵、難題が百目鬼一太郎に襲いかかるのか、どのように展開していくのか楽しみですね。2020/11/09
雅
44
一段落といった内容だった。当面の敵がいなくなったけど、これからどうなるのか?期待2020/11/20
ぶんぶん
24
【図書館】「突きの鬼一」第六弾! 国元の重二郎の子供が病に倒れる。 急ぎ、美濃北山へ戻る桜香院、それを警護する一郎太、濫蔵、そして宿敵・黒岩監物、万太夫も道中襲撃に知恵を絞る。 そしてまた、静までも一郎太の身を案じ出立する。 道中いろいろあるが、あっさりとした表現、いよいよクライマックスか・・・結末を急ぎ過ぎたか決着はあっさり、もう少し立ち回りに時間をかけても良いかと。 ともあれ、悪人どもは一掃され、桜香院も亡くなった。前半のクライマックスとなっているので江戸で静と隠居暮らしであろう後半を楽しみにしよう。2023/08/04
蕭白
9
これで最終巻と思ったら・・・。夫婦での活躍譚も読んでみたいですね。2021/04/23




