竹書房怪談文庫<br> 闇塗怪談 醒メナイ恐怖

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竹書房怪談文庫
闇塗怪談 醒メナイ恐怖

  • 著者名:営業のK【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 竹書房(2020/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801922952

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内容説明

生きた人間を窒息死させて作ったデスマスクの呪い。
所蔵した男の行く末は…(「コレクター」より)

2019年竹書房怪談文庫売上1位(「闇塗怪談 解ケナイ恐怖」)。
圧倒的人気を誇る「闇塗怪談」シリーズ、怪談セールスマンこと【営業のK】の本当にあった怖い話 


表の顔は、金沢市に実在する塗料会社のごく普通のサラリーマン。
裏の顔は、夜な夜な地元の怖い話を綴る人気ブロガー。
怪談セールスマンこと【営業のK】の最新書き下ろし実話怪談!
金沢市中心部の事故物件。夜、その部屋で死んだ男の子がそっと布団に入ってくる…「怪異の真相」、
能登地方のある家では夜の爪切りを固く禁じている。久々の帰省でつい切ってしまった男は…「爪切り」、
ヘビ神の恩恵を受けるために生贄を用意する一族。名前にとある漢字の入った者が供物になるのだが…「ヘビの加護」、
遊んで捨てた女の霊に祟られた男。僧侶の教えに倣い、藁人形に自分の皮膚を張り付け呪いを躱そうとするが…「身代わり」他、
とびきり怖い話だけを収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

249
初読み作家の営業のK さんは普通の会社員というのが信じられない怪談を語る為に生まれて来たといっても過言ではない天性の逸材だと思いましたね。本当にどれがベストかと決めるのが難しく全てがお見事な出来栄えで特に未知の領域の余韻が誠にお上手だと思いますね。『ヘビの加護』我が一族はヘビの加護を受けて幸せな暮らしを送れているのだと幼い頃から教えられてきた彼女は、何も疑う事なく毎日朝と夜に屋敷内にある小さな神社へのお参りを欠かさなかった。処で彼女には3つ歳が離れた妹がいたのだが両親は何故か自分ばかりを可愛がったという。2021/06/05

モモ

43
今回も怖い。ただ先祖の行いで呪いが現在まで続いているのは何とも言えない。「夜に爪を切ってはいけない」という話はよく聞くが、ここでの話は怖い。他の地域でも、なぜダメなのか知りたいような、知りたくないような。変わっていく心霊写真も怖い。「へびの加護」の話はちょっと酷すぎる。「怪異の真相」は金沢市内の賃貸物件で事故物件。いい話のような気もするが、果たして、このまま住み続けて大丈夫なんだろうか。後日談がほしい。2021/05/09

さりぃ

19
#闇塗り怪談 醒メナイ恐怖 #営業のK KindkeUnlimitedで読了。 『哺乳瓶』『ヘビのご加護』『犬の怖い話』 『日記は続いている』『靴』 この辺は怖かった。 2020/07/27

アノニマス

11
よくある王道の怪談かな?と思って読んでいたら良い意味で裏切られるものが多かった。夜中に爪を切ったり、口笛を吹いてはいけないといった迷信の理由とか。バイクサークルの写真に写り混んだピースしてる霊の話が一番怖かった。2021/12/05

qoop

10
著者の単著も5冊目。すべての話のネタ元を著者の周囲の人物だとする作風は本書でも保たれている。実話味の薄さは相変わらずだが怪異のスケールのインフレは一旦止まった様子。とはいえ怪異の盛り上げ方は加算式(といって通じるだろうか?)でこちらも以前と同様、少々食傷する。ただ文章は熟れてきており読み易くはなっている。総じて実話怪談味は薄く、創作味が濃い印象は変わらない。2020/07/04

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