内容説明
日本のうつ病患者が500万人超といわれる現代。
うつ病の実態と「うつ病に関する間違った知識」を
わかりやすく伝えるコミックエッセイとして
ダ・ヴィンチニュース/ウォーカープラス/レタスクラブニュースで人気を博す
連載「マンガでわかるうつ病のリアル」を書籍化。
フルカラーの書き下ろし漫画を大ボリュームで追加。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新天地
9
この本に書いてあることはまさに自分の体験に照らし合わせてみても、考えただけで実行せずに終わったことも多いが、自分も周りの人も実行したり体験したりした事ばかりでタイトルに偽りなしのリアルさだった。自分にとってあるあるの内容ばかりだったため目新しい情報はなかったが、体験を的確に文章と漫画にまとめてくれたので、あの時の自分を客観的に言語化して見つめられて内面を少し浄化できた。うつ病についての基本情報が分かりやすく載っているので多くの人に 広く読まれて欲しい。2020/08/14
FuSa
5
うつ病のリアル、入門編としては良いのかな。2020/08/31
pochi
2
時々はネットで見ていたもの。この分野の理解の入門編としてマンガは分かりやすいですが、文章部分との比率は申し越し絵が多めの方が良いでしょうか。実体験者ということで重みも出ていますし。2020/07/18
ごま麦茶
2
知らないこと、思い込んでたことばかりだった。私も知らないうちに誰かを傷つけていたかもしれない。いつ、誰がなるか、もしかしたら自分がなるかもしれない。だからこそ、知れてよかった。2020/07/07
ビシャカナ
1
医師の監修がないのは気になるが、うつ病になると日常の生活や家事でさえどれほど辛いのかを具体的に例えたり、うつ病同士でさえ上から目線やマウンティングがあるなど、うつ病だった著者の当事者目線で語られる意義もあるようだ。精神科や閉鎖病棟へのネガティブなイメージも払拭しようとする。自分はうつ病にならないと思い込むのは、自分はガンにならないとい思い込むようなもの、誰もがうつ病になり得る。うつ病の治療は義務でもないのに投げ出さない、投げ出す瞬間まで頑張ってきたのは、生きたいと願う証拠。2022/09/24