内容説明
「航空機の事故には必ずウラがある」
社運を賭けてビジネスジェットの開発に挑むプロフェッショナルたちの挑戦を描く航空ミステリーの傑作!
航空機メーカー四星工業の技術者・沢本は、元同僚の倉崎の「航空機事故には必ず、発表できないウラがある」という言葉を重く受け止めていた。
かつてのオスプレイの墜落事故なども含めて、過去の事故原因は、いつも謎のままだ――という。
このとき、四星工業は社運をかけて、同社初となる民間航空機の開発に乗り出していた。
ところが四星工業の稼ぎ頭である戦闘機部門の実験中に機体が墜落し、パイロット一人が死亡。
すぐさま事故原因が発表されたが、規事業は暗礁に乗り上げてしまう。
航空機事故の裏側に隠された「真実」に、沢本が迫る。
彼女は四星工業の窮地を救えるのか。
四星工業航空機の設計者である著者が、「航空機事故の原因」というタブーに挑んだ傑作ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
み
24
ずっと前に読んだ作品の2作目でいいのかな?途中が読みにくかった…。そして、これってスゴイ犯罪だわ(>_<)お仕事話しの点では好みでも、ちと残念なり。2021/01/16
海の仙人
19
航空機事故とビジネスジェット開発に携わる人々の矜持と闇の部分が見え隠れしながら物語が展開していくが,このままでは終わらないだろうと思っていると最後に自衛隊機を使ってとんでもない事態が・・・。自衛隊の戦闘訓練のようすにも興味を持ちました。2020/08/30
to boy
17
自衛隊向けの航空機を製造する会社で民需を得ようとビジネスジェット機を開発することに。それとは別個に自衛隊向けの機種を改造して新たな受注を得ようとする部署。同じ会社なのに張り合う開発者。後半はまさかの挙動に出る主人公達。いいアイデアを出したからといって若手が部長直属の手下になったり人事に口を出したりってあり得ないでしょう。そしてラストもあっけない感じでB級映画を見ているようでした。2023/01/11
きあら
17
F35が訓練中に謎の墜落。何故かそこから四星工業に話が移り、四星が自衛隊に納入している超音速機とこれから開発するビジネスジェット機の開発の話になっていく。ほとんどが開発プロセスの話で、ミステリーは1/4も無いくらい。おまけに突拍子のないオチで、何だかなぁと言う感じ。2020/08/23
りょうけん
8
<謝> これは凄く面白い本格ミステリー作品だと思います!! 趣味読書で生業は機械技術者の僕としてはジェット戦闘機がらみのアクション小説だといいなぁと思って手に入れて読んでるうちに途中前半であれぇなんかおかしいなぁこのお話のっけにとって付けた様に書かれているF35の墜落事故もなんだか余人の意図みたいなのを感じるし・・・と思って2/3程読み進めたところで下段部の中間感想を思い切って書いてしまった。結論から云うと下段(推定)感想内容は完全に嘘です間違っていました。ごめんなさい。2020/11/03
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