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内容説明
センター試験「倫理」の厳選26問を導入に、インド・中国・日本をまたぐ東洋思想の流れをわかりやすく説く。本書が扱うのは、孔子から老荘、孟子、朱子学まで。最澄に空海、法然に道元まで。本居宣長から石田梅岩、吉田松陰まで。そして福沢諭吉に漱石、西田幾多郎までを網羅! 重要な思想家を扱った問題にチャレンジし、明快な解説とイラストを楽しむうちに、思想のポイントが東洋でどう受け継がれていったかというダイナミックな流れが理解でき、基本知識が確実に身につく。学生のみならずビジネスパーソンの学び直しに最適。西洋思想史を扱った『試験に出る哲学』(2018年刊行)とあわせて読みたい一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
61
大学入試で、負担大の歴史を避けて、倫理を受験する学生が多いと聞く。どんな問題か知りたくて、前著の西洋思想編に続いてこの本に挑戦したが、ともに楽々満点がとれる。「哲学」という思惟とは全く無縁の知識のクイズでしかない。片山杜秀先生の「大学入試問題で読み解く―「超」世界史・日本史」を読んだ時、歴史の本質を鋭く突く素晴らしい問題の数々に感動したことと比べ、これはヒドイ。センター試験と記述試験の違いはあるが、こんな問題を出すようでは、そもそも、日本の倫理・哲学の教育のあり方を、根本から見直す必要があると強く思う。2020/07/24
ころこ
28
今kindleで安い。よくありがちな2匹目のどじょう東洋編です。適当な類書が無いため、東洋編の潜在需要は大きいはずです。本書には各単元にその主題に沿ったセンター試験の問題が1、2題出題され、本文が解説になっていて自ずと回答が分かるようになっています。回答と解説も別に付されています。類書と比較が出来ない代わりに、センター試験に沿うことで間接的に品質保証を行っているということです。レベルは恐らく少し低めです。ここで挫折するわけにいきませんので、サラッと読了しましょう。2020/12/04
フク
16
図書館。『試験に出る哲学』の東洋思想編。 ブッダや浄土教関連を正答できたのはホッとした。老子の「上善如水」は大好きな言葉である。2021/01/23
おっとー
13
前回の西洋思想に引き続き、今回の東洋思想編もさすがのわかりやすさ。…とはいえ一概に「東洋」といってもあまりに幅は広く奥行きも深く、ウパニシャッド哲学と仏教でインドにいたかと思えば中国の儒教、そして最澄空海から鎌倉・江戸を越えて西田和辻までと、射程が広いのなんの。一読しただけじゃ理解できない部分もある。ただ特に江戸期などは暗記のように山鹿素行、伊藤仁斎、荻生徂徠、本居宣長…と覚えていたけど、意外と彼らのスタンスの違いは際立っていて、暗記だけではもったいないほどのこの時代の思想の豊穣さが体感できる。2021/04/22
YUJIRO
7
センター試験の問題を導入に東洋思想をする。古代インドから、仏教、儒教等の中国思想、日本の思想史まで網羅的に紹介。著者も述べているが、これだけ網羅的に扱った東洋思想の入門書はないと思う。新書でコンパクトで読みやすく、参考書籍の紹介も充実している。2021/02/26
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