ポストコロナの経済学

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ポストコロナの経済学

  • 著者名:熊谷亮丸【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2020/07発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
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  • ISBN:9784822288952

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内容説明

コロナ後の危機を、日本はどう乗り越えればよいか?
コロナ後に予想される8つの構造変化(米中対立激化、国と企業の債務肥大化、金融システム危機、非接触社会、手詰まりの財政政策など)を検証し、日本人がどう生きるべきか、多面的に考察。日本ならではの強みを活かして、未曾有の危機を変革のチャンスに変えるための指針を示す。

目次

第1章 新型コロナショックにどう立ち向かうか?
第2章 ポストコロナ時代の8つのグローバルな構造変化
|変化1|利益至上主義からSDGsを中心に据えた資本主義へ転換
|変化2|格差拡大で、反グローバリズム・ナショナリズムが台頭
|変化3|米中対立が激化し、「資本主義vs 共産主義」の最終戦争へ
|変化4|グローバル・サプライチェーンの再構築が不可避
|変化5|不良債権問題が深刻化し、潜在成長率が低下
|変化6|財政収支が軒並み悪化し、財政政策と金融政策は融合へ
|変化7|リモート社会(非接触型社会)到来で、企業経営に激震
|変化8|中央集権型から分散型ネットワークの時代へ。地方に脚光
第3章 日本の強みと弱みを検証する
第4章 ポストコロナ時代にわれわれはどう生きるべきか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zag2

28
感染症自体の理解につづき、ポストコロナの世界をどう考えるのか気になって手に取った一冊。熊谷さんは何度か講演を聞いたこともあり、テレビでもおなじみだが、論理的に整理されていて読みやすかった。コロナ後に大きな変化を予想しているが、多くは構造的な物で、コロナはそれを顕在化させるきっかけに過ぎないのではと思った。いずれにしても、多様性が尊重される持続可能型の社会に移行すべきという主張は納得できるものだった。リベラルアーツを学ぶべきというのも共感を覚えるところ。2022/02/17

おおたん

12
時事ネタのために。今回のコロナ対策の初動についてかかれており、また、経済について各種データを活用しながら説明してくれます。また、投資という観点から見ても参考になりますし、ビジネスをされている方も先を見越す上で参考になると思います。また、これから起業したいと思っている方にも事業計画や業界について参考になると思います。私個人的には、投資の参考と新たな言葉を知ることができたことがよかったです。時事ネタのため、読むなら早めが良いと思います。2020/08/15

ただの晴れ女

7
中国バブルは数年ではじける。感染を抑えるには短期的には独裁国家がよさそうだけど、やはり言論の自由が保障されている国のほうが強い。(独裁国家だと、中国みたいに隠蔽するから笑)日本にとっての資源は各種豊富なデータ…。日本にいることに希望がもてる一冊だった。日本人は論理より情緒を重視という弱みは、めちゃわかる…ということは、今後は理屈の鬼である私向きの未来かw2020/11/12

takao

3
ふむ2023/06/17

Go Extreme

3
8つのグローバルな構造変化が現実化→新常態 トゥー・ドゥ―・リスト:①多様性や選択の自由を最大限尊重し有事の緊急事態法制の整備 ②労働市場の機能不全を解消・労働生産性向上 ③「SDGs大国宣言」・立ち位置を明確化 ④レジリエンスのある社会構築、⑤財政政策と金融政策融合・財政規律維持、⑥分散型ネットワークを梢築・地方創生 ⑦企業の抜本的な経営変革 ⑧リベラルアーツや経済・金融を学ぶ 失業率が1%ポイント↑・自殺者数が1800人↑ 資本主義・第四ステージ:付加価値の源泉・資本<労働者 人生一度限りだからな2020/08/11

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