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内容説明
《自分をあきらめきれない女性たちへ──》
就職、退社・独立、結婚、出産、子育て、子育てがひと段落、定年……女性の人生には、いろいろな転機があります。
その転機において、自分が描いた理想と現実の間で悩み、苦しみ、挫折を経験している人も多いのではないでしょうか。
1935年生まれの現役美容家、小林照子先生にも、多くの困難がありました。
子どもの頃に養女に出され、30代までは「人生のどん底」だったといいます。
それでも、照子先生は自分の人生をあきらめませんでした。
化粧品会社では女性初の取締役になって、定年まで勤め上げました。
退職後は、メイクアップアーティストを育てる学校を創業し、85歳のいまも経営者として、美容家として第一線で活躍しています。
仕事と家庭を両立して、つねに最前線を走る生き方のコツは、「しないことを決める」こと、そして「することを選ぶ」ことだと照子先生は言ってきました。
そして本書では、迷ったとき、自分の人生にとって本当に大事な「すること」だけを見極め、選ぶ方法について語っています。
人生100年時代に突入し、元気に生きる時代は長くなりました。
不透明な時代でも、自分らしく生きる。
なりたいように生き、「なりたい自分」になりましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
16
図書館の新着図書で見つけた本書のタイトルにひかれて読みました。著者の小林照子さんは女性ファッション雑誌が全盛期に、必ずといっていいほど、コスメコーナーの紙面に登場していた方で、そのうち、お嬢さんのひろみさんも有名になり、親子ですごいな、と思っていました。幼少期から苦労を苦労といとわずに前向きに生きてこられたこと、後続の人材育成にとても注力されていることを知り、あらためて頭がさがる思いです。ひとは何歳になっても魅力的になれるから、あきらめないで、なりたいように生きていいのよ、と温かいエールいただきました。2020/11/08
パフちゃん@かのん変更
15
美容で外見に働きかけることで、内面を変化させて、人生そのものも変化させることができる。上手に自分の機嫌を取る。「こうなりたい」というイメージを強く持つ。表情を豊かにして、よく笑い、よく話すことを心掛ける。タイミングよく褒めることで人は育つ。良い面を伸ばすようにして生きる。などなど・・・2024/06/17
さいちゃん
6
図書館新刊コーナーから表題だけで借りてきた一冊。85歳の今も現役で活躍される美容研究家。未来を担う人材育成ビジネス本といったところ。しかしそこに流れる基本は誰にでも受け入れられるもので、例えば夢を持ち続ける・いつも朗らかでいるなど納得できるように述べていて人生をプラスに変えていくヒントがいっぱい詰まっている。年齢を問われた時、年齢を隠すのではなく自分という素材を客観視し魅力を追求するという内容にはくすっと笑いながらも再確認させられた。2020/11/04
大島ちかり
4
苦労してもポジティブな本。 経営者としての考え方が分かる。 どうして自分は小物なのかも。 私の人生はこれからなので、参考にしようと思う。きれいにすることは自分では出来そうにないけど。 2022/10/29
emiko
0
さすが85歳でも現役で働かれているため なるほどと納得出来ることが一杯書かれている。私は現場の緊張感が大の苦手である。しかし、小林さんは現場の緊張感が、何より人を成長させるという。「この人は何を求めているのだろう?」ということと、「自分だったら、どうやるんだろう?」という両方をイメージして動いているからだという。2024/05/12