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内容説明
本を読んで世界を広げる。身の回りにないものと出会い、憧れに向かって頑張る努力のお供に本がある。塾の最難関大クラスで国語を教える著者が実践する「人生を切り拓く読書術」! 塾の講師として国語を教えるほか、カルチャーセンターの講座や企業セミナーも担当する著者が、多忙な日々の中で、気軽に読書を楽しむコツ、読書によって何を得ることができるのか、人生の中で影響を受けた本について語ります。「未知の世界だった都会へ憧れを抱く」「受験勉強に必要な読解力が身につく」「起業家になる夢を支える」「国文学の面白さにハマる」著者の経験、具体例を交えながら、読書の素晴らしさを紹介します。
目次
はじめに――10分読書から広がる世界
序章 「読書」はコスパが抜群!
第1章 本を読むことで得られるもの
第2章 1日10分読書から始めよう
第3章 「今すぐ効く本」「じわじわ効いてくる本」
第4章 「吉田式読書」私が読書で得てきたもの
第5章 読書後のアウトプットの楽しみ
おわりに――人脈より本脈を
本文中の紹介書籍より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずー
79
著者は田舎育ちで娯楽がなかったため本に夢中になり、読解力が身につき独学で東大合格したとのこと。読書の必要性を再認識した。読書を通して語彙力、客観力、想像力、アウトプット力を身につけることができる。読書記録も勧めておりその中で読書メーターが紹介されていた。読書メーターにより新たな本、読トモに出会えたので確実にモチベーションアップに繋がっている。2020/10/05
とよぽん
65
吉田裕子さんの本、3冊目。今回は、縦軸に「フロー&ストック」、横軸に「エモーショナル&ロジカル」という項目で分けたマトリックスに興味をもって読んだ。読書体験を4種類に大別し、自分の読書傾向を知る観点としてみようというもの。また、読んだ本の記録やアウトプットのアプリとして「読書メーター」も紹介されていて嬉しかった。時間によって淘汰され生き残っている古典作品・・・その大なる価値も再確認できた。2020/10/29
アルピニア
59
吉田さんにとっての読書の定義は「言葉を読むことによって、自分の世界を広げること」。好きな本を読むのは至福の時間だが、最近何か行き詰まりのようなモヤモヤを感じていた。そんな私にとって、この本は、まさに求めていたことが書いてあった。これから読書を始めようかな・・という人だけでなく、読書は生活の一部という人にとっても、何かしら読書の世界を広げる具体的なヒントが見つかると思う。ちなみに、読書のモチベーションをあげる手段のひとつとしてアプリの活用を紹介しているのだが、それによると吉田さんは読メユーザーらしい。→ 2022/02/09
ぴえろ
52
著者は国語講師。塾・予備校を使わず東大文三に現役合格、働きながら通信制大学を修了等の経歴を持つ。誰しもこんな風になれる訳ではないが、読書により可能性を広げることが出来る、というのは説得力がある。1日10分(スキマ時間)から読書の世界に入り、読書のポートフォリオを意識しながら読む。制覇・読破や芋づる式読書、古典に学ぶ、認知語彙→使用語彙にする語彙ノート等、読書の楽しみ方や可能性を教えてくれて読書欲を掻き立てられます。2020/06/06
momogaga
44
受験生から大人向けの読書の手引書でした。私自身、日々、読書を楽しんでいます。もっと読書の奥深さを知るために本書を手に取りました。印象に残ったのは、本脈という考え方。読書メーターは、この考え方に同期していますね。2023/08/22