内容説明
ガラパゴス化した「結婚」のプレッシャーから抜け出そう。「日本に相手がいなければ、世界で探せばいい」と発想を大転換し、日本を飛び出した一人の女性がいた。アメリカ、韓国からバングラデシュ、モロッコ、フランスまで恋愛リサーチ&婚活の旅を続け、ついにパリでゴールイン。日本と世界の「モテ」はこんなにも違う。閉塞した日本の恋愛に大きな風穴を開ける若きラブジャーナリストの奮闘記。「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ第6弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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16
カマールの、「捨てられた子犬のような瞳」を想像すると泣けてくる。MJB(無意識ジャパニーズビッチ)、恐るべし▼相手を研究してみたところで、他人の骨の髄まで知り尽くすことは無理。問題は相手を知らない以上に、自分(の、バイアスを拭った本音)を知らないこと?▼最後に、プロポーズの場面の「NO--!!」で、不覚にも鼻がツンとなった(意味的にはYESだったけど)。2018/08/06
フクミミ
8
日本女性は海外でとても人気があるので、海外で婚活も良いかも。 ただその分、ヒモになりたがるヤカラも多いので気をつけないといけません。2016/04/26
あび
4
著者の半端ない行動力に驚かされた。「日本で出会いが無ければ世界で探せばいい」と、婚活の旅に出る。いやはや婚活となるとそういうパーティーに出るだけでもなかなか踏み出せない人が多いだろうに、世界に飛び出すとは、規模が違う。因みに日本人女性は世界ですごいモテるみたいだ。2015/10/07
kirara
2
★★★★☆今の時代、やっぱり日本女子には世界婚活アリだと思う。筆者が言うように、「結婚が全てではない。自分にとって何が幸せか」って言うことだったり、何かしらの気づきがあるだけでも世界に出るのは価値があるんじゃないかなぁと思った。2016/07/20
ybhkr
2
なんかわかる気がした。日本は今、見知らぬ男女が自分の諸条件にあう伴侶を見つけるのは難しいような気がする。若くてかわいい女性と結婚したい男性はアジア進出、自立して経済的に男性に頼らなくてよい女性は欧米進出で今の状態は緩和できるかもしれない。たしかに日本はガラパゴス。男女ともに、いい人=自分に釣り合うひと、ではなく、自分よりいい人のことを指している場合が多い日本は飽和状態。日本と世界のモテの違い。しかし、わたしは日本じゃないとダメなタイプだから、世界に出ないでひとりで生きていく方がいいかも。危機感ないし。2015/08/20