内容説明
通勤電車、新幹線、寝台特急…
鉄路で逃げる謎の美女を追え!
間違って女性専用車両に飛び乗ってしまった僕。目の前にいたスタイル抜群の謎めいた美女との出会いが、すべての始まりだった。通勤電車、新幹線、ローカル線、寝台特急……機密情報が入っているというUSBを持って逃げる彼女。それを追う高級官僚、刑事、ヤクザ探偵が入り乱れる大逃亡劇の意外すぎる行方は!? 絶品エロス×鉄道サスペンス!
●目次
プロローグ――寝台特急の女
埼京線の女
東海道新幹線の女
阪堺線の女
流山線の女
エピローグ――寝台特急の女ふたたび
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オヤニラミ
15
初読みの著者。物語は軽妙に重苦しさもなく進んで行きますが、高級官僚の妻が巻き起こすコミカルでテンポ良いストーリーでした😅2023/03/16
古本虫がさまよう
2
時事問題(女性専用車反対運動など?)をまぶしながらのストーリー展開。首相主催のサクラ問題や日産ゴーン会長の海外逃亡劇なども「フィクション」としてであるが、本書の隠しテーマとして底辺を流れている。 流山線などという首都圏ローカル線も出てくる。これは昔、江口寿史氏の『すすめ!!パイレーツ』にも登場したローカル線。電車から牧場というか牛などがたむろしているのが見られたかな? コミカルな鉄道エロス小説として珍しい小説といえようか。そこそこ楽しく読める一冊でしたね。拾い物でした。荒唐無稽ですが……。2020/09/07
うーたんパパ
0
★★2022/04/20