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内容説明
メンヘラとは、メンタルヘルスを略した言葉に由来する。人は成長の過程で、心理的課題を解決しながら生きている。子供の頃から両親をはじめ周囲から否定された経験を重ね、問題をどう乗り越えるかを考え、人生で何度も経験する葛藤と戦ううちに自分の長所、固有の素晴らしさに気づく。しかし、その葛藤を避けて解決しようとせず、それゆえに人間関係のあらゆる場面で問題を起こす人たちがいる。本書はこのメンヘラと呼ばれる人びとの精神構造に焦点を当てることで、「誰もわかってくれない」という心理の根本にある被害者意識とナルシシズムを分析、解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lily
54
身近のいる人にそのまま当てはまって、根本原因もすごく腑に落ちて、アハ体験の連続で、近頃の科学本で一番面白かった。メンヘラとは付き合って何もメリットのないことも。超スッキリ。本人が読めば、どのくらい変化があるだろうか。2024/06/10
takka@ゲーム×読書×映画×音楽
19
こんな内容がひどい本があるんですね…。精神を患っているため、タイトルを見て気になったので読んでみたのですが、内容は何を書いているのか分からないですし、なんかナルシストの話になっているし、とにかく酷かった。2021/06/07
しぃたろ@記録の一部が消失:(
11
タイトルに釣られて手に取ってみたが、思っていた内容とは少し違った。読み難い文体かつ、同じ事の繰り返しにやや辟易してしまった…。「ナルシシストは別に幸せになりたいわけではない。幸せと思われたいだけである。別に優秀な人になりたいわけではない。優秀な人と思われたいだけである。別に親切な人になりたいわけではない。親切な人と思われたいだけである。」という一文にはとても共感出来たが。2020/12/14
よいおいこらしょ
9
つまらなかった。この本を要約すれば「メンヘラとは幼児期に愛されなかった結果、俺を愛せと周りに強制する」だけど、どの章もこれの言い換えばかりであまり論が進んでおらず、精神論になりがちだった。それにメンヘラという言葉自体誤用している。確かにメンヘラと自己愛は切っても着れない関係だが、メンヘラは現代文化も深く根ざしていており、単なる精神病理と言い切るのは些か噛み合わない。この本でのメンヘラは、ヒステリックと言い換えた方が正しいかもしれない。さ2021/03/05
ラグエル
7
ナルシシズム=自己偽愛 被責妄想、事故関連妄想、被蔑視妄想。被害者でないのに被害者意識で行動自分のことを棚に上げて相手の責任を追及。注意されたとき自分の存在を否定されたと感じる。 2020/09/25
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