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内容説明
多くの人は雑談について「相手が興味を持ちそうな話をすればいい」と思っているが、それは大きな勘違い。じつは本当に面白い話題とは、「話し手が一番興味がある話題」である。そしてその話の構成を工夫しさえすれば、誰もが引き付けられる話になるのだ。「書くより喋る方が100倍も好き」と語るベストセラー作家が、面白い話を構成する技術を開陳。「地球上には、自然界で生きていけない動物が一種類だけいる」といった薀蓄(うんちく)や、一度聞いたら忘れられない著者自身の失敗談など「ウケるネタの具体例」も満載。雑談で人を楽しませる快感を味わうための一冊! 【ダメな雑談を面白くする三か条】 ●1 相手の興味に合わせるな ●2 「つかみ」で相手を揺さぶれ ●3 話の「急所」を押さえよ 【本書で紹介する「ネタ」】 ●惑星の「惑う」って、どういう意味? ●百田尚樹が爆笑した傑作ツイッター ●宮本武蔵、実は佐々木小次郎と1対1で戦っていない? etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
221
百田尚樹は、小説、エッセイを問わず新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者にしてはポイズンが少なく、役に立つ内容で面白く読み進めましたが、最期に著者の主張(南京大虐殺と従軍慰安婦)が待っていました。不毛の議論に結着をつける国際認定調停機関はないのでしょうか?2016/11/26
OCEAN8380
92
面白いネタがたくさんあった。為になることが多々ある。おすすめの一冊です。2016/12/15
乱読亭AKIRA@晴釣雨読🎣
70
良書。動物の話や宝くじの確率の話、百田さんの失敗談など色んな面白い話を題材にして、人に話を分かりやすく・面白く伝えるテクニックが具体的に書かれています。話の組み立て方が非常に参考になったので、本書を読めば雑談力を高められるだけではなく、仕事の商談など人とコミュニケーションを取る場面にも生かせるノウハウが得られると思います。あとは実践あるのみ( ^ω^ )2017/01/14
再び読書
64
最後にいつもの百田節が炸裂する。雑談力は今の若者たちが一番弱い分野なのかもしれない。スマホやゲームの一般家庭への浸透度は半端では無い。相手の反応を見る、詳しく調べる、知識を自分のものにする様な対応力が著しく劣っている人を見受ける。ネタとしては正物の通常種の1.5倍のバーバリライオンやジョーズを体当たりで即死させるシャチも面白い。カマキリ並みに哀れなビワアンコウの雄も面白い。また、万里の長城が2万kmあると発表する中国もハチャメチャで呆れる。2018/05/24
パフちゃん@かのん変更
60
すごく博学で頭のいい人なのに、高校受験のエピソードが無茶苦茶で笑える。一番偏差値の低い私立に落ちて、県で一二を争う偏差値の低い高校に滑り込んだそうだが、その後同志社大の法学部に入れるなんてどう頑張ったのだろう。やはり本当は頭のいい人だったのだろうけれど。大人になってからウンチを漏らした話とか、失敗談は面白い。でも失敗談でも悲惨すぎるのはダメ。いろんな面白いネタを仕込んでおく。話がうまくなる一番の方法は経験を積むこと。2018/01/05