伝説のファンドマネジャーが見た日本株式投資100年史

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伝説のファンドマネジャーが見た日本株式投資100年史

  • ISBN:9784295404224

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内容説明

本書は、日本の株式投資のこれまで100年間を折々の事象とともに見ていきつつ、その大きな流れを知り、投資の視点や市場の見方を教えるのが目的だ。

著者は1960年に証券業界に入り、日本の株式市場の発展を内側から体験する中で、ファンドマネジャーとして長く活躍。
プロの投資家、アナリストたちからも尊敬を集めてきた。

その著者が、業界全体と個人の視点を織り交ぜつつ、日本の株式投資のこれまで100年を振り返り、これからを鋭く予測する。

具体的には、全体を3部に分けて構成している。

第1部は著者がじかに体験してきた証券業界の動きをオーバーラップさせながら、株式相場の知識や相場観を中心に解説。
何をよりどころにし、自分の視点が間違っていないかをどうチェックするのか、天井と底値をどう見つけるかなど、実践的なノウハウも盛り込んでいる。
またアベノミクスを「典型的な官製相場」とし、著者なりの捉え方やそこに存在する問題点などを明らかにする。

第2部は本書のメインとも呼べる部分だが、戦前、戦後、高度成長、バブルとその崩壊、そしてその後の相場まで、100年あまりの歴史を振り返る。
特に、証券界おいてバブルはどこに問題があったのか、当時の海外投資家の目に日本の株式狂乱はどのように映っていたのかといった点を、実体験を通して解説できるのは著者ならではだろう。

最後の第3部は、まだ無名だったマキタや任天堂、ファナックなど、著者が証券アナリストとして実際に訪ねてきた企業の当時の様子を振り返っていく。
それらを通して、会社の経営や成長性をどんな点から分析し、読むのかを解きほぐすのが趣旨である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ああああ

1
会計の用語が多くて難しくてよくわからなかった。 半分まで読んでよくわからなくて一番後ろ読んで放り投げた。2022/03/20

りの

1
1960年から金融の世界に携わる著者の経験と、日本及び世界の歴史、経済動向と金融の歴史が分かる、非常に高度で難しい本だった。仕事で金融に関わっている人なら勉強になるのだろうが、30代でやっとNISAとiDecoをかじった程度の自分には到底理解が追いつかない、金融の幅広い情報が詰まっていた。ただ、専門用語は多いが、文章は分かりやすく、少しでも自分の分かる時代の話であれば得るものはある本だと感じた。他の本で金融知識を付けながら何度も精読すれば、金融の歴史を詳細に身に付けることが出来るだろう。2021/01/20

ゼロ投資大学

0
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ドイツの有名な鉄血宰相の言葉である。投資の世界では他人の相場勘を当てにして売買を行っても上手くいくことは滅多にない。判断力・決断力・相場勘を養う貴重な機会を失ってしまう。自分の頭で考え、相場の荒波に立ち向かっていくことが何よりも大切である。2025/01/17

tamagotree

0
伝説のファンドマネジャーの思い出話。だいぶ興味深かったけど。箸休め的な投資読み物かなと。(図)2023/10/15

JITSUMAI

0
1878年の東京株式取引所創立から現在に至るまでの株式投資の歴史を振り返るとともに、著者の証券会社での経験談やアナリストとして会社訪問した時の投資判断やその後の株価の推移などを記した本。参考になる部分が多く、為になった。2022/05/05

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