内容説明
尾崎豊、三谷幸喜、川上麻衣子、上祐史浩、内田裕也……。もう一度会いたい人やもう二度と会えない人。テレビも雑誌も、猥雑な熱気に満ちていた1980、1990年代。忘れられない人たちと過ごした、濃密なひとときを綴るエッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
79
2020年刊行。ワタクシがぜったい読まなければいけない本なのに、読むのが遅れました。2013年の『夢でまた逢えたら』に続いて、『小説宝石』連載の、亀和田武しか書けない、人物交友エッセイを単行本化したもの。どれもいい話だが。デビュー直後の気弱な尾崎豊、三谷幸喜のカラオケでの「マイ・ウェイ」、平尾圭吾のヤクルト・ヒルトンとの交友話、女性競馬ライター・井上オークスの破天荒ライフなどが、心に響いた。巻末の著書一覧のページでは「あと11冊準備中」とあるのが嬉しい限り。11冊がでても、全部読みますよ、こちらは。2024/01/21
はなちゃん。
0
要所に坪内さんが登場するのが嬉しいね2020/08/28