内容説明
新庄剛志が47歳からプロ野球選手を目指す理由とは? 衝撃の「プロ野球現役復帰宣言」の真相。 現役時代、いくつもの無謀な挑戦を実現させてきた新庄剛志だから語れる「夢の叶え方」。 なぜ、新庄剛志は人生を楽しみながら、やりたいことをすべて実現することができるのか? そして、プロ野球選手に復帰するために考えていることとは? 常識にとらわれない新庄流の野球テクニック、“世界一”の守備論も初公開。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
38
現役時代から薄々わかっていたが、この人は天然でも宇宙人でもない。準備を大事にするし、野球に関してもかなり細かく考えている(特に守備面)。パフォーマンスをする際も事前にやっていいタイミングを探り、周囲への根回しをしていた。努力を人に見せない天真爛漫な努力家。ノムさんや島野コーチなどの頑固な年長者に好かれ、森本みたいな気難しい後輩にも慕われた理由がわかる。メジャー時代のボンズとのエピソードを読んで棚橋弘至みたいな「ギバー」だと思った。目立ちたい人だけど利己主義ではない。むしろ与えて喜ばせたい人。監督は適任だ。2021/11/11
Y2K☮
30
外見と気質は注目されたいスター、選手としては努力と準備を怠らぬ職人。そして破天荒。敬遠球を捉えてサヨナラにし、前の走者を追い抜いて満塁弾をシングルヒットにする男。守備と走塁は常に全力だが、打撃はチャンスの時しか集中できなかったとか。全打席に集中していたらたぶん一連の伝説も存在しなかった。短所の克服はいいことだが引き換えに長所を消したら本末転倒。ただ監督としての彼はあえて短所を指摘し、矯正させる過程で長所の活かし方を掴ませる手法も使う。江越や清宮が代表例。マネジメント手腕と人との接し方から学べることが多い。2023/08/21
どんたこす
16
もう一度、プロ野球選手になることはできたのだろうか?どんなワクワクする物語があったのだろうか…という部分を読みたかったのだが、残念ながら先に読んだ「わいたこら」の加筆増強版といった印象。壮絶なる努力と計算の人、新庄剛志。長嶋茂雄という本物のスーパーヒーローとの比較・考察が腑落ち。2021/03/19
biba
6
監督としての新庄をすごく応援しているので、選手を目指していた頃の気持ちがわかる本書はすごく良かったです。野球へのポリシーがすごくあるし、その考え方に感化されたされた選手がどんどん成長していくところをたくさんみたいなと思います。2022/08/31
てつや
6
すごいポジティブな良いことがたくさん書いてあって、憧れというより羨ましいなぁ〜って思うことがたくさんありました。 個人的には、今度は監督になって色んな発想の野球をし、プロ野球を色んな角度から観れのを楽しみにしてます。 ただただ思うのは、もう一度プロ野球選手になってほしかった‥。2021/02/22