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内容説明
「知将・野村」が最後に伝えたかったこと。
テスト生から這い上がり、以降、球界を代表する捕手、監督として50年にわたり活躍し、「知将」として知られた野村克也が語る、「人を見つける、育てる、生かす」極意。
人材の適性、力量を見抜き、最もふさわしいポジションに配する。これは野球における監督の大きな役割のひとつである。
選手たちはそれぞれに、長所・適性といった持ち味があり、その持ち味を最大限チームに生かし、ひとりでも多くの選手を輝かせるのが、監督としての腕の見せ所である。
選手それぞれが配されたポジションで生き生きと活躍してくれれば、それは人数以上の力を生み出す。そういった相乗効果によってもたらされるプラスαの力が絶対に必要となる。
また、相手が驚くような奇策を弄し、「策士」と呼ばれることも多かった著者。
頭をひねった戦い方をするようになったのは、現役時代に努力だけではどうにも越えられない壁に幾度もぶつかったからだという。
弱者には弱者の戦い方がある。弱者でもやり方次第で強者に勝つことができる。頭を使えば弱者が強者になれる。その頭の使い方が、この本で語られている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鴨の入れ首
1
2020年刊。図書館本です。野村克也さんの他界(2020年2月)直後に発刊された野球解説書です。野球だけでなく人生そのものにも通用するほど、非常に重みのある言葉や考え方が多かったです。野球ファンとして、読んでて興味深かったですし、勉強にもなりました。2025/07/13
baskei0130
0
正しい努力、をしながら結果を追い求めていきたい2021/07/11
Takahiro
0
選手として、指揮官として、半世紀にわたる野球人生の中で、常に結果を出し続けてきた集大成がここにある。稀代の名将が最後に伝えたかったこと。2020/12/19
Go Extreme
0
『無形の力』>『有形の力』 無形の力:観察力、洞察力、判断力、決断力、記憶、そしてデータを収集分析して活用する力 「頭」を使って野球をすることの重要性 限界を感じてからが本当の勝負 「考える人間」が最後には勝つ 固定観念は悪、先入観は罪 野村―野球=0 最も肝心なことは正しい努力 人間は、恥ずかしきという思いに比例して進歩 自分が活かされる場所はどこか 感じる力=気づく力 自己管理に長けた者:進化を遂げ最後には勝つ 食事と睡眠に金をかけない選手に名選手なし 習慣は才能より強し 正しい努力を続けていく2020/08/03