ジーヴスと封建精神

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ジーヴスと封建精神

  • 著者名:P.G.ウッドハウス【著】/森村たまき【訳】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 国書刊行会(2020/06発売)
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  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784336050748

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内容説明

バーティー、またもや婚約か!?
お相手は、灰色の脳細胞が破裂寸前までオツムに詰まったあの閨秀作家のフローレンス嬢!?
お笑い街道を大ばく走する、シリーズ第9弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びっぐすとん

20
図書館本。マンネリ化してきたと言いつつ、もう10冊目。ここまで来たら最後まで読むよ。またもやフローレンスと婚約するはめになったバーティー。他にすることないのか?くっついたり離れたり、弱味に漬け込んで暗に脅したり、なにかを盗む(取り戻す)とか、そんなことしかしてない。今回は元サヤかと思えば友人たちは新しい恋人を見つけた。バーティーも親戚もジーヴス依存症。それにしても親戚のことは熱く語るのに両親には余り触れないバーティー。ジーヴスも親戚は色々出てくるのに親兄弟は?伯父から相続という話がよく出てくるが頻繁に→2022/02/17

星落秋風五丈原

19
いつもいつも、自分の恋愛感情とは全く別のところで婚約させられたり、キスさせられたりしている有閑青年バーティ。今回も例に漏れず、彼を陶冶しようと待ち構えている作家のフローレンス嬢と婚約し彼女と婚約していた元警官で大学時代の腐れ縁・ダーシーから恨みをかう。絶体絶命の危機なのだが、バーティも慣れていて暢気なコメントを。結婚を一度もしてないのにそんなに冷めてしまっていいのか?さて、バーティの予想が通るはずもなく、婚約はなかなか解消されない。ジーヴスは、仲間との会合のために、大事な時にロンドンに。どうするバーティ?2009/01/29

寧々子

13
親戚と恋人達が巻き起こす騒動に巻き込まれた挙句、貧乏くじを引きそうになるバーティをジーヴスが助ける! 定番の粗筋なのですが定番だからこそ安心して笑えるので、年末年始に読む本にぴったり♪ バーティの口ひげが気に入らないジーヴスは表面上は恭しい態度でバーティの助けに応じるけど、ホントは何を考えてるんだろう?! 腹黒いジーヴスの思惑を想像しながら読むのも楽しい♪ バーティの口悪く罵るけど、何だかんだと言ってバーティと仲の良いダリア叔母は、仲良くバーティと何度となく窮地に陥り、笑わせてくれました♪2016/01/05

Hepatica nobilis

13
前作よりもすっきりしたストーリーで小気味よいテンポ。登場人物もフローレンスクレイ嬢、ダリア叔母、アナトール、スポードと常連。内容もバーティと周囲の婚約話と、まあワンパターン。言い回しがやはり巧みで滑稽。結局笑ってしまう。例の棍棒、おめざスペシャルの小道具も効果抜群だった。バーティとウースターの会話もなかなかだった。2014/01/24

藤真

7
全頁通して面白かったです。ジーヴスの出番が少なかったですが、ダリア叔母さんとバーティの小気味好い会話に大満足です。バーティ可愛いな。“背骨存亡の危機”ってタイトルも秀逸(笑)毎回訳が素晴らしいなと思うのです。2010/03/13

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