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内容説明
難波京・平城京・平安京をはじめ、古代日本の都が置かれた「平野」の実態とは? 段丘、扇状地、三角洲、ラグーン……。地震や火山爆発によって急速に、流水や氷河・風・波浪の浸食や堆積によってゆっくりと変化してきた平野は、人間とどのように関わってきたのか。過去の景観と地形環境を、遺構・遺物や古文献・史料、古地図・地籍図から復原。畿内、大井川、紀ノ川、筑後川を例に、人々の自然への思いや生きざまに迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
57
著者は古代の景観復原にかかわる本も著しているが、ここでも話題がつねに大阪の水辺に戻ってくる感じである。ラグーンという言葉には、サンゴ礁のイメージもあるが、ここでは「潟湖」の方。氷河期からの長い時代のうちに、海岸線などはすっかり変わる。今では和歌にも詠まれたような、大阪の水辺をイメージするのは、ほとんど無理だろうが、地下の遺跡の発掘は、まさかと思える古代の景観を証言するようだ。たとえば、京都アスニーの平安京復原模型をみれば、いかに今の京都と異なる世界だったかを見せつけられて驚くのと同じようなものだろう。2020/06/25
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