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内容説明
時を超え、私たちを魅了し続ける仏像。その背景には、素材との格闘から外観との調和まで、仏師たちの知られざる創意工夫があった。彼らの途方もない熱量と緻密な計算に、造形と技法の両面から迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takashi
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仏像の外面的な造形、内部の構造に凝らされた工夫、どれも各時代の息吹を伝えてくれることを本書は力強い筆致で訴える。飛鳥大仏の爪の奇妙な形から、「仏本」を写すことが求められ、自分の勝手な解釈を加える余地などなかったとの推論は、造仏の核心に迫る言説であろう。と同時に、その後の造仏を考える上でも示唆的な見解である。このような優れた概説書を読むと、すぐにでもお寺へ向かいたくなる衝動に駆られる。紹介された仏像のうち、一度も行ったことのない浄土寺へ、是非足を運んでみたいと思った。2020/12/06
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