朝日文庫<br> 戦場で書く 火野葦平のふたつの戦場

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朝日文庫
戦場で書く 火野葦平のふたつの戦場

  • 著者名:渡辺考【著者】
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • 朝日新聞出版(2020/06発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022620187

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内容説明

国民的作家から、戦犯へ。激しい非難の中で、なぜ彼は書き続けたのか。中国戦線の戦場で芥川賞を受賞し、戦闘ばかりではない戦場での兵士の日常を描いた『麦と兵隊』で国民的作家となった火野葦平。敗戦後、彼を待っていたのは、「戦後日本社会」という二つ目の戦場だった。戦争に狂奔した人々が、敗戦を境に一変し、平和を祈りアメリカを礼賛し、自分を非難する。そんな中で、火野は書き続けることを選び、そして――。表現者と戦争・国家・社会を見つめなおす渾身のノンフィクション。目次プロローグ ふたつの戦場第一章 戦争作家、誕生第二章 日中メディア戦争第三章 ペン部隊、戦場をめぐる第四章「大東亜」のなかで第五章 行き着いた疑問第六章 第二の戦場エピローグ ふたつの言葉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ののまる

7
戦意高揚を戦場で書き続け国民を煽った従軍作家の火野葦平を、戦後自死するまでを追う。2023/12/27

OMO

1
面白さ:○   興味:◎   読みやすさ:○   新鮮さ:○   文学的云々:×2022/07/26

Mi

0
★★★2020/08/05

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