内容説明
世界はいかに“発見”され、認識されていったのか。マルコ・ポーロの『東方見聞録』から、コロンブスら探検家たちによる大航海時代、ジェームズ・クックによる太平洋の島々の発見、19世紀の極点制覇まで。大英博物館地図室長をつとめた地理学史家が、貴重な歴史的地図約220点に沿って探検史・地図史を詳述した、世界全史と言うべきものが本書である。幻の土地を求めて未知の海を進み、冒険を重ねた人類の知――それが徐々に全地球を覆っていく地理的発見の歴史を、多彩なエピソードと共に余すところなく描きだす。
目次
序
感謝のことば
凡例
第1部 東洋への道
第1章 マルコ・ポーロと地図制作者たち──ヨーロッパによる《極東》の発見──一三世紀から一六世紀まで
第2章 インド諸国へのポルトガル人の航路──一五、一六世紀
第2部 西方への道
第3章 カタイか、新世界か?──コロンブスからマゼランに至るアメリカの発見
第4章 一六世紀の新世界──西方航路の探求とアメリカ大陸の地図製作
第3部 北方への道
第5章 北東航路──一三世紀から一六世紀にかけて
第6章 北西航路──一六世紀から一八世紀まで
第4部 香料諸島とカタイ
第7章 香料諸島をめぐるヨーロッパ諸国の争い──一六世紀、一七世紀
第8章 一六世紀と一七世紀の《極東》
第5部 南海
第9章 南海のスペイン人──一六世紀、一七世紀
第10章 オランダの南の大陸探求──一七世紀
第11章 ジェイムズ・クックと太平洋地図の作製──一八世紀
第6部 大陸と極地
第12章 北米の海から海まで──一七世紀、一八世紀
第13章 アフリカの河川──一六世紀から一九世紀まで
第14章 一九世紀の極地方
結語
注
参考文献
探検の歴史に関する本
訳者あとがき
事項索引
人名索引
感想・レビュー
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