シリコンバレーのVC=ベンチャーキャピタリストは何を見ているのか

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シリコンバレーのVC=ベンチャーキャピタリストは何を見ているのか

  • 著者名:山本康正【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 東洋経済新報社(2020/06発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492557976

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内容説明

アフターコロナの「未知の未知」に何ができるか?

シリコンバレーで活躍する目利きに学ぶ「テクノロジー+ビジネス」の未来を先読みする力

・日本の自動車メーカーは下請けになりかねない
・地上波テレビをリアルタイムで見る必要はなくなる
・リアルだけの小売業や教育業は圧倒的に不利になる

本業がずっと同じだなんて、ありえない


東京大学→三菱UFJ銀行ニューヨーク→
ハーバード大学大学院→グーグル→
ベンチャーキャピタリスト

バンテージポイント=見晴らしのいい場所
に行くからこそ、見える景色がある


自動運転、5G、AI(人工知能)、ブロックチェーン、フィンテック、レジなし店舗など、さまざまな先端技術のキーワードは、もはや単なるキーワードにとどまっていません。それをベースに新しい産業が、新しいビジネスがどんどん生まれ、同時に古い産業が厳しい状況を迎えようとしている。大きな変化はすでに始まっているのです。

ところが、シリコンバレーで起こっていることが、日本になかなか伝わっていない、という現実があります。
シリコンバレーで何が起きているのか、テクノロジーがビジネスや生活をどう変えようとしているのか。コミュニティでは、どのような情報が流通しているのか。
本書では、新しいテクノロジーがビジネスに与えるインパクトについて、マクロというよりはミクロの視点で説明しています。

日本企業で働くビジネスリーダーの皆さんが、10年先、20年先の未来を見据えて、進むべき方向、取り組むべきことを考えるに際して、多くの示唆と指針を与えてくれる1冊です。

目次

はじめに
序 章 投資家(ベンチャーキャピタリスト)として何を見ているのか
新型感染症など「未知の未知」に何ができるか
ベンチャー投資とは何か
世界を席巻するベンチャーを応援したい 他
第1章 これまでの「ビジネスモデル」は通用しなくなる
「こんまり」の米国での成功をなぜ予見できたのか
金融を脅かす「アップルカード」の衝撃
競合は同じ業界にいるとは限らない 他
第2章 イノベーションによる大変動を捉える
中国はイノベーション大国である
本業がずっと同じだなんて、ありえない
データ活用大国になるポテンシャルを活かせなかった日本 他
第3章 今、どのような技術、ベンチャーに注目しているか
サブスクリプション/5G/自動運転/テスラ/ブロックチェーン/
AI(人工知能)/信用スコア/人工肉
第4章 何を判断基準に投資をしているのか
投資家は常に未来の利益を見ている
最終的に判断するのは人物と熱意
ピボットできる柔軟性があるか
流行り言葉に流されずに技術のマップを見る 他
第5章 「よい情報」を得るにはどうすればよいのか
日本のコーポレートベンチャーキャピタルの危うさ
コマツ、東京海上など成功例に学ぶ
エースをシリコンバレーに送り込むべき 他
第6章 日本企業とその社員に未来はあるのか
経営の20年先を考え大胆に素早く行動できるか
利益を稼げるのはソフトウェアとサービスの組み合わせ
お金で時間を買う「買収」のすすめ
データによる「おもてなし」ができるか 他
第7章 これからを生き抜くスキルを身につける
基本は英語のメディアしか見ない、読まない
これから必須の能力になる数学、統計学
金融×統計学×英語、「組み合わせ」の掛け算で強みをつくる
思考停止に陥ることなく、自分の価値観を持つ
「高い目標」をもって学び続ける
おわりに