内容説明
著名な数学者の突然の死、つづく不可解な殺人事件。一連の謎を解く鍵は、ある数式の保管を博士に依頼された孫娘の書店主が握る?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小太郎
39
題名とイラストに惹かれて、それに数学絡みのミステリーなら興味があるので読んでみました。潰れそうな書店を営む主人公ヘイゼルの所に養祖父のアイザックが自殺したと連絡があります。亡くなる直前の手紙には「アイザック自身がが命を狙われていて、ヘイゼルに秘密の方程式をある人物に届けて欲しい」と書いてあります。一体なぜこんな手紙を残したのか・・・確かに数学が重要なガジェットになったミステリーなんですが、なかなか読書が捗らないのは視点が変わるせい?キャラがイマイチ立ってない?など色々原因はあると思うのですが。★32024/02/29
うまる
35
遺された数式を巡るミステリ。数式の中の謎を解くのではなく、何の方程式でどこに隠されているかの話なので、数学版ダン・ブラウンだと思って手に取ると期待外れかもしれません。けど、数学と粒子物理学の魅力が伝わってくるし、専門分野の最先端にいる研究者の苦悩や家庭のあれこれは面白かったです。ミステリとしては薄味ながらも、最終的にわかる数式の場所とその取り出し方はかなり意外だったので、終盤は楽しめました。作中で気になったのは、有名な研究者は恋愛が盛んな人が多かったという事。脳の活性化にはときめきが必要なんでしょうか。2021/07/24
TSUBASA
20
天才数学者アイザック・セヴリーは偉大な功績を残しながらも自殺する。敬愛する祖父を失い、失意の中に居るヘイゼルは祖父から遺書を残されていた。そこには祖父が残した方程式をある人物に届けるよう記されていた。数学者一族の中で全く数学に詳しくないヘイゼルは、遺書や彼の家のどこにも見当たらない方程式を、彼の面影を探すように求めるのだった。ちょっと「天才の偉大な方程式」に夢見過ぎじゃないか?というのが本音。SFなんかでありそうなネタだけどふわっとしすぎてて凄さが伝わらない。っていうかこのタイトル大丈夫なのか?2024/04/16
木村 武史
19
ちょっと微妙だった。ある著名な数学博士が自宅で謎の死を遂げる。彼の残した数式を巡り、様々な登場人物が画策する。そのうちまた人が死に謎が深まっていく。最大の謎である博士が解いたと思われる数式は謎のまま。ラプラスの魔、ポアンカレ予想など数学ネタをちらほら出してくるんだけど、それもイマイチ消化しきれず微妙。2024/01/21
元よしだ
12
うーむ いまいち たいてい本で 数学の内容でてくると ノートに書き写すのですが この本ではいっさいなし~~ 2021/05/15
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