内容説明
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日本古来の都市空間における「辻」(十字路、往来の多い交通の要所)は、市場にも集会所にもなる自由で豊かな場所でした。時を経て現代の東京には、古来の主街道や古道が交わるところに新しい自動車道が通り、複雑かつ特徴的な多叉路となっている場所が数多くあります。一見ただの交差点でも、そのかたわらには庚申塚や道祖神、一里塚など、「江戸以前」を感じることのできる遺産が残っている場合も。そのような面白い辻・多叉路・追分の例を、「タモリ倶楽部」出演経験もある古道研究家の著者が実際に訪れ、古地図や現代地図、現況の写真をふんだんにもちいて詳しくガイドします。新しい切り口で「歴史地形散歩」をしたい方必見の書です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺっ君
27
東京の多叉路を紹介した本。多叉路を構成する各道の解説、多叉路となった歴史的背景、多叉路に関連する歴史的建造物などが取り上げられていて内容的に興味深い。しかしながら編集の問題なのかあまり内容が頭に入ってこない気がするのは少し残念。作者の多叉路への愛は感じるのだが…2022/04/06
Teo
1
読みかけのまま読了にしていないけど「東京Y字路」と言う本をもう6年も前に勝って読みっぱなしにしている。そう言う感じで多叉路と言うテーマは好きだ。タイトルを見ただけで買ってしまった。八叉路から始まって順次減っていくが四叉路はある意味では単なる十字路ではないかとも思われるが、歴史を踏まえるとそうでもなかったりする。そう、この本はそう言う歴史を踏まえて多叉路になったのを取り上げている。2021/09/28
カンパネルラ
1
乗り物。交通が好きな私にとって、自然と手がでた本でした。この本は、東京都内の道路が5つ以上交わっている交差点を歴史的背景を丁寧に検証しながら、古地図や時代背景も踏まえて紹介しています。ただ、歴史がそんなに好きではない私にとっては、もう少し道路や交通事情、バスが曲がるのに苦労しそうみたいなネタを期待していた分、少々残念ではありますが、唯一無二の本だと思います。是非、著者にはもっと交通にフューチャーした続巻を楽しみにしております。2020/07/23
U
0
あまりハマらなかったので近所のとこだけ2022/04/23
ナンスー
0
???2020/06/12