集英社文庫<br> 町を歩いて、縄のれん

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集英社文庫
町を歩いて、縄のれん

  • 著者名:太田和彦【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 集英社(2020/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087441079

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内容説明

好きで始めた居酒屋探訪。さすがに昔のように毎晩通うことはなくなったが、馴染みの店はたくさんある。旅に出るのも億劫なときは近場を散歩。ふらりと入った店で掘り出し物を見つけたり。映画や演劇観賞は今でも一番の趣味。人生まだまだ楽しめそうだ──古希を迎えた著者が、日常にあるささやかな幸せをつづった「サンデー毎日」連載のエッセイに、美麗な写真を添えたオリジナルカラー文庫デジタル版。

目次

山に通った頃
宝田明デー
大映撮影所の絶頂期
名代寿司と今年の運勢
居酒屋の第三世代
銀座でカキフライ
わが演劇遍歴
バー「サンボア」の百年
オールドノリタケとCD
仙台、勾当台公園
京都、春の貝
京都、白川の柳
京都、前衛の館
京都、河原で仰ぐ星空
資生堂の美学を訪ねて
掛川を歩く
緑を全身に浴びて
神戸三宮飲み歩き
ジャズの街、神戸
舞子の浜と孫文
明石、日本一の立ち飲み
初夏の銀座逍遥
東京ベル・エポック 他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

竹城 俊之介

74
「好きなものを極めるって、本当に素晴らしい」 居酒屋を愛し、全国の店を渡り歩いた太田さん。 BS11で第1水曜夜8時から放送中の「新・居酒屋百選」は、そんな太田さんが街や居酒屋を紹介する番組。自然体&ゆったりした語り口の太田さんですが、町や人、居酒屋や酒を語るその言葉・目線に感じる強烈な愛。長く長く何かを愛してきた人だけが醸し出すその様子に惚れて、視聴してます。 そんな太田さんは本にも愛が溢れてます。読んでてこんなに酒が飲みたくなるなんて! 街、人、酒、店、音楽、全部が素敵に思えた一冊でした。2022/02/03

のぶ

73
居酒屋探訪家の太田さんのライフスタイルが詰まった一冊だった。自分は太田さんのファンなので、多くの著書を読み、テレビの番組も観ているが、その粋な姿に憧れているが、本書でもそれを再確認できた。タイトルにある通り、旅と居酒屋の話、酒を飲むときの流儀など読んでいて面白い。そして若い時、松本から上京し大学を経て、資生堂のデザイナーになった経緯。そしてお酒以外の愉しみ。映画や芝居の事も盛り沢山に語られていて、改めて太田さんを好きになった。太田さんを知らない人もこの本を読むと、きっとお気に入りになると思います。2020/06/16

フク

16
太田和彦のエッセイ。ツイー......と読める。 写真がうまい。食べ物の写真は特にうまい。2021/01/31

DEE

12
まさに太田さんというエッセイ集。でも書き方は椎名誠の影響を多々感じさせる。 いい酒飲んでいい歳の取り方をしてる。 テレビで観ていても飲み方が綺麗だし、あまり喋らないのもいい。 昼間なのに日本酒が飲みたくなるのが困りもの。2020/10/10

Tommy おぢさん

5
ツィー こればっかりだけでなく、仲良しの椎名誠からパクった「わしわし」もよく出てきますな。信州に行きたくなるし、「生涯の飲酒計画」のくだりには感じるものがあったけど、 政治の話にはチョッコシ減点  酒飲みのエッセイにはあんまり関係無いやん。 2020/06/21

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