内容説明
青森で新婚の幸せに浸る千秋の家に男がやってきた。復縁を迫る男は、逆上して千秋を刺殺。第一発見者の夫は、捜査員に妻の過去をほとんど知らないと語った。同夜、岩手で殺人があった。被害者はトラック運転手。二つの事件に繋がりはあるのか? トラックの運行記録に残された空白の20分の意味するもの、そして新妻の忌まわしい過去とは。捜査陣の執念が結びつける点と線──。長編推理サスペンス。
目次
踏みにじられた桃園
峠の凶賊
過去の基点
凶行の軌跡
切れたヒモ
天国の先客
主従の置換
交叉した足跡
マスコットの告発
バトンのないリレー
姉妹凶器
跳躍した凶手
忌まわしき愛の形見
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chikap610
4
超レトロなの読みました。完全昭和です。Nシステムとか監視カメラとかドラレコなんかは無縁でタコグラフなんかが出てきちゃいます。物価も今とは全く違うし、何もかもがレトロ。 風情があるねぇ~。 イマドキの本じゃ考えられないけど、新鮮でしたね。 ストーリーはかなり強引でしたけどね。2021/01/11
風鈴
2
久しぶりに読む森村誠一作品です。私の生まれる前の作品なんで、棟居シリーズとは違って面白い。救いようのないストーリーと運命の狂いかたが素晴らしい。2020/04/27
のん
1
レトロな感じが新鮮でした。牛トラの運転手の気遣いや苦労というものを初めて知りました。2021/01/29
くろねこ
1
ちょっと古臭かったかな。2020/05/29
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