内容説明
ダンカン・キンケイド警視が異動後初めて挑むのは、セント・パンクラス駅で起きた爆破テロ!
ロンドンの主要駅で爆破テロが発生。
キンケイド警視は、本来使用されるはずだった発煙筒が、何者かによって手榴弾にすり替えられたため爆発が起きたことを突き止める。誰の謀略か。
爆死した実行犯の周辺を捜査する中で、ある男の存在が浮かび上がる。なぜか記録上“存在しない”男の正体とは。
衝撃の真実に戦慄せよ!
大人気シリーズ最新刊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くたくた
53
暗いところでも読めると思ってKindleにして、隙間時間でぼちぼち、と思っていたら2日で読み終わっちまった。何というリーダビリティ。てか夜は寝ろ。と、いう事で初「警視」で何と最新巻を読むという暴挙。でも面白かった〜♪ キンケイドがハンサム、有能で家族思い、こんな欠点らしい欠点もない主人公って。家族が多くて、守るべき者がたくさん、それなのに危険な仕事に邁進するストレスやいかに。指揮官たる警視がこんなに動き回って良いのか?でも始めはしっくりいかなかった部下のジャスミンともしだいにかみ合ってきて、良い感じ。2020/10/22
むつこ
24
シリーズ16作目。ステップファミリーずいぶんいい感じの雰囲気と思ったら前作品の(挑戦(14)哀歌(15))とすっ飛ばしていた・・・キンケイドが異動になり、駅内の爆破事件の現場に行くとジェマの部下であり友人のメロディと遭遇、使われたのは白リン手榴弾とのこと。事件の真相がなかなか進まないけど、面白く、でも眠くなった・・・と、不思議に思っていたらやっぱり「嘘」ついていた真犯人。家族みんな仲が良く、子供を見つめる周囲の仲間も優しくて大好きだ。2022/09/28
kyoko
13
今回は最初に衝撃シーンがきてその後淡々と進む。ダンカンが新しい部下たちや以前の仲間と一緒にかっこよく捜査を進めていき、ジェマも自分の仕事に邁進して家族も仲良く友人たちも落ち着いて、これで終わったかと思ったら、何だこの寸止めエンディングは。リアルタイムで読んでいたら次作の刊行をどんな思いで待っていただろう。2月から始めたわたしの警視シリーズ祭り、いよいよ最新作に追いつきました。ただ残念なことに図書館では予約の3人目。ちょっと待たなければ。(人口が少ない当地の図書館は海外ものは普通あまり待たずに読めるのです)2023/06/12
練りようかん
12
第16作。駅の爆破事件に巻き込まれたメロディ。前作より控え目でも重要な局面で立派に主要人物の役割を果たし、ジェマが感じるようにいてくれないと困る存在になったけれど、事件どっぷり具合が私生活含めタフな展開が待ってそうな予感をさせた。今回の発端は歴史的建造物を取り壊す再開発の抗議活動で、死者の身元が奇妙な様相をみせ家族パートにいって戻るを繰り返してるうちに1番の違和感から離れ、そこが犯人探しの大ヒントだったという誘導で面白くなってきたぞと思うのは後半をだいぶ過ぎてからだった。キンケイドに身の危険が及ぶ?次へ。2025/09/02
Hugo Grove
9
再読2023/05/12
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