内容説明
雑誌やSNSに載ってる素敵なあの子に、キリキリしちゃうあなたに――大事なのは、他人が自分をどう思っているかじゃなくて、自分が自分をどう思っているか。自分で自分を「いいね!」と思える、それがなにより最高で、最強。おしゃれも雑誌も大好きな著者が、あの頃の自分に、そして心の中に「女の子」を持つ全女性に向けて贈るエッセイ。それは誰のためのファッションか/インフルエンサーにはなれなくても/他。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
49
人は、生まれながらにして格差がある。ずっと知らずに生きる人と、知ってしまった人。知って、切磋琢磨して上がろうとする人、知って、どうにもならず悶々とする人。女の子は、思春期の雑誌周辺から異世界にざわざわするのが多いのかもしれません。インスタにSNS、今の女の子の方が生きにくいかも?しかし、世代が変わっても、ずっと続くのですよ、複雑で明確なヒエラルキーが。格差上位で泰然としている酒井順子さんの方が、屈折度がなくて読みやすい、の感想。知っていながらも、自身の立ち位置で、粛々と頑張る、それが、女の子の生き方です!2020/07/22
ヒデミン@もも
40
大好きな山内マリコさん。〜女の子、どう生きる?〜 だもんね。ふむふむと読んでいたが、それは自分の若い頃を思い出してのふむふむ。2020/06/23
はるき
16
ふむ。女性の中にいる小さな女の子に語り掛けるような文章でした。初・山内さん、ちょっと意外でした。2021/11/01
水色系
15
雑誌連載を収録。25歳くらいの女性が想定読者層らしいから私はほとんどドンピシャである。「自分らしくいること」が自分にとっての幸せを見つける近道だということ。山内マリコさんのやさしい視線を心地よく感じながら読了。2024/08/10
喪中の雨巫女。
11
《私-図書館》雑誌で連載されたエッセイ。猫好きなのが、共通でした。2021/10/21