内容説明
震災から学んだことは「家族の絆」「郷土の絆」「お金の価値観」「いざという時の保険」「災害対策の重要性」「環境(エネルギー)問題」とそのほかたくさんのことです。書いてみて気づいたことは、これらのことは、すべて家庭科の分野だということです。ほかの教科で学べなければ、家庭科で学ぶしかありません。──福島県唯一の男性家庭科教員が、独自の授業を公開する一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miho
3
家庭科の男性教員が人生の経験を活かし、子どもたちが興味を持つような授業の方法が書かれていて面白かった。福島の教員の方なので震災にも遭われていてそこで学んだ事も書かれているので興味深かった。個人的には取れたらいつか家庭科の教員免許も欲しいなと思ってる私にはとても良かったです。2015/11/17
Saku
1
こういう先生が増えてくれるといいな
三毛猫嬢
1
これからは男性も家庭科を学ばないといけません。この本は本当の意味で「男女平等」や「ジェンダー」について考えさせられる内容になっています(私は「フェミニズム」や「ジェンダー」という言葉は、女尊男卑とか専業主婦蔑視といった感じがするので嫌いです)。 シェル・シルヴァスタイン氏による絵本『おおきな木』の話に感動して泣きました。 ホームヘルパーの実習で訪れたHさんの含蓄が有る言葉に感銘を受けました。 『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』に行ってみたくなりました。 鴨の屠殺の話に衝撃を受けました。 (続く) 2016/05/23
Yuuhei Ooki
1
私が、家庭科の授業でエプロン作りを指導した話をFacebookに載せたところ、お友達の方からこの本を紹介していただいた。著者は、高校の家庭科教師だが、この本の内容は小学校教員でも大いに学べるものだった。家庭科のさまざまな分野で指導した内容が、分かりやすい文章で書かれていた。特に、カップラーメンの塩分についての授業は、私も何かの機会にやってみたいと思った。2015/11/28
Miki Shimizu
1
激しく同感。人生で経験したこと、友達の話し、全てが教材になる。著者は私と同い年。私もがんばってもっと勉強しようって元気出た。カップラーメンとか清涼飲料水とかの実験は私もやってみたいなー。2014/11/22