内容説明
「生活保護は“最後のセーフティネット”と呼ばれる存在です。生活保護の報道は、生活保護の現場の問題ではなく、むしろ、あらゆる分野の失政や他のセーフティネットが機能していないことを象徴していると言えます。生活保護バッシングを遡っていくと、貧困ビジネスの正体や不正受給の現実などさまざまな問題も見えてきます」。生活保護はいかにあるべきかを考えるのに最適の入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フェイ
1
著者は長年生活保護者と対応していたケースワーカー 生活保護について解説されているが、生活保護の概要書というよりは、生活保護バッシングへの反論や生活保護政策に対する国への文句がつらつらと書かれている。これなら「生活保護の問題点」というタイトルのほうがふさわしいと思うくらいであった。2017/04/22
