内容説明
娘の不登校を機に、試行錯誤の中で、教育や不登校問題と向き合ってきた著者。社会的に不利な状態にある子どもたちや若者、ご家族の相談支援に携わる中で学び得た、不登校、ひきこもり、いじめなどへの対処方法、その底辺にあるものなどを分析し提示する。画一的教育行政などから一歩踏み出し、解決策を打ち出した本書は、不登校の子を抱え思い悩む方々、教育関係者、福祉関係者必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまゆ
8
函館の不登校・ひきこもりの親の会の方が書いた本。自分の娘さん2人の不登校体験の話や、自分の失敗体験から、対応の仕方など、わかりやすくまとめられていて、読みやすい。後半は、ソーシャルワーカーらしく、社会資源についても書かれている。不登校の子の気持ちが、よく表現されていると思うので、親や、学校の先生も読まれるといいかもしれない。 寄り添い型の1冊2017/05/14
ちぇんた
1
「カナリア」とは、い言えて妙だ(*´ω`*)増え続けるカナリアの警鐘は、このまま進めば危ういという合図。炭鉱では路を塞ぐか、大きく迂回するんだけどなぁ…2014/09/30
to123mok
0
不登校、ひきこもりなどの対処の仕方を具体的にわかりやすく愛情を持って書かれています。文庫本なので持ち歩くのも楽。2014/10/13