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内容説明
「さんまのSUPERからくりTV」「中居正広の金スマ」などを手掛けた、TBSの人気バラエティプロデューサーを支えてきたのは無数の本でした。本を読むことで想像力を養い、教養を高め、仕事にも活かした結果が、人気番組のヒットだったのです。 本書は、読書が苦手な方向けに、「ジャケ買いする」など人生をおもしろくする《バラエティ読み》を紹介します。岩波新書、中公新書、講談社現代新書、ブルーバックスの各編集長との特別対談を収録しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
67
図書館本。これまた最近流行ってる本をテーマにした本を読んでるシリーズでのタイトルで借りてきました。 ただ読み方を変えるとかプロデュースとか書いてありますが内容は著者の角田さんが想ってることや考えたかを書いていてその中で更にそのテーマや小タイトルでのおすすめの本を紹介してる感じです。確かに紹介=プロデュースなのかもしれませんがちょっと自分の読みたかったのと違いましたが、ほぼ新書について語られててほぼ新書を読まない自分からすると読んでみたいなと思いました☆次回は新書借りてみようかな(笑)2021/05/05
よこたん
58
“もし「たくさんの人がいいと思ったから、自分もいいと思った」というモノコトだけになったら、世界はとても退屈です。” 人の好みは十人十色。「面白いよー」とオススメされて読んで、「あれ? 正直、あんまり…」となることは結構あったりする。その逆もあるから、とにかく気になった本は、途中でやめてもいいから読んでみよう。読書が苦手な人の言い分が興味深い。強いられることで本を楽しく読めなくなってしまう夏休みの読書感想文。うちの子が読まないのはこれも影響したと、親としては思ってしまう。新書、手に取ってみようかな。2020/06/27
ミライ
46
角田陽一郎さんが、本の読み方~読書の必要性について語った一冊。近年本を読まない人が増えている、ゲーム・映画・動画で読書と似たような体験はできるのだが、これらは映像で表現されるので想像力を養う余地がほとんどない、本は人によって見る景色が違うことで自分だけの唯一無二の体験ができるというころに良さがある。また、小説を読むことは、今後自分の人生に起こりうる可能性のある事象のリハーサルができるたりするところに価値があると著者は語る。最後の方に新書オススメコーナーがあり、出版社の編集長との対談もあって面白かった。2020/07/16
ヒデミン@もも
44
難しかったよ、角田さん。バラエティ読み、ジャケ&タイトル買いは好きだけど。紹介されている書籍が難しすぎて、読んだことない本ばかり。。確かに、思春期にカッコつけたくて読んでいた名作の数々。その頃は理解できなかったものも、今読めば、少しはわかるかも?新書も好きだけど、加齢には勝てない。字が小さい。もう少しエンタメ系の本も紹介して欲しかった。平田オリザさんと小熊英二さんの新書は私もオススメ。2020/04/30
ロクシェ
43
評価【○】ねらいは良いものの、著者自身が「ネット動画」や「ゲーム」を下に見ている節が隠し切れないところが惜しい読書術本でした。本書のターゲットが「本を読まない若者」だとすると、導入の段階でその人が今好きなこと、ハマっていることを否定したうえで読書の良さを伝えるのはちょっと無理がある。自分が好きなこと、ハマっていることを否定してくる人の話を素直に聞ける人はそうそういないでしょう。読書を勧めたいのであれば、まずはネット動画やゲームにハマる人がなぜそこに情熱を注ぐのかに多少なりとも興味や理解を示す。そのうえで↓2023/01/17