内容説明
茶色くって地味~なイメージのある化石。
でも、そこには何億年も前の時代を必死にいきた古生物の物語が詰まっています。
2頭の恐竜が戦っているような姿のまま化石になったり、出産途中に頭だけ外にようやく出した状態で化石になったり……。巨大恐竜の足跡が底なし沼になり、そこにはまったまま息絶え、足跡ごと化石になったり……。死に場所の環境があまりによくて、全身がびっくりするほどきれいにのこったり…。
化石にまつわる奇跡のエピソードの数々を、ドラマチックに紹介します。
【目次】
はじめに
化石ドラマチックアワード!
序章 化石のドラマを楽しむための基礎知識
第1章 恐竜たちのドラマチック
第2章 陸の古生物のドラマチック
第3章 海の古生物のドラマチック
おわりに
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
6
化石のでできた状態から、その亡くなったときの状態を解き明かしてくれます。ほんとかなとおもうストーリーもありますが、化石からいろいろと想像してみるのも楽しいですね。イラストはたっぷりですが、話の元となった化石の写真が少ないのがやや難。2020/09/14
ぞだぐぁ
0
化石にまつわるおどろきの話を可愛らしいイラストで紹介している本。各エピソードの最初のページが映画パロになっていて、分かると面白い。 角竜のフリルに肉食恐竜の噛み跡があるのはちょくちょく聞くけど、首の根元の肉が美味しいから食べるために動かす時についたって説とか面白かった。2023/06/28
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0
仮説がなんともドラマチックで面白い!自由に発想して、仮説を証明していく古生物学者達は楽しそうだ。2021/04/11
ウハタ
0
古生物達のドラマを、各見開き2頁で紹介する本。絵が可愛い。可愛い物好きにオススメ出来そうで良いよ!複眼1つのカンブロパキコーペも可愛い!ドラマ性もあるし!女子に勧めやすい古生物本は初めてかも。個人的にはもうちょっと化石を写真で見たかったなぁ。マチカネワニとか。シファクチヌスは天デ部の木村さんが作ったと思う。巻貝のアースロアカンサへの態度はホラーみたいだった。怖い。丸太と旅するセイロクリヌスは涙誘う。成長=死で。2020/10/27