内容説明
交通事故事件に携わる実務家必見!
これまでなかった、交通事故事件×社会保険の知識にフォーカスした法律実務書!
法律実務家にとって、意外と不得手な分野である「保険」。
それにも関わらず、交通事故事件処理には必須の知識。実務に出てから現場で学ばざるを得ません。たとえば、通勤途中の事故における労災との関係や、死亡事故における年金の逸失利益など、あちこちの文献を探し回り、ときには労基署に問合せをしたりしながら、何とかこれらの論点について検討したという実務家も多いのではないでしょうか。
本書では、これらの論点につき、実際の裁判例も参照しつつ、社会保険の基礎知識からすっきり整理・集約。
【ここがポイント!】
◎実務経験豊かな著者が、保険の知識を基礎からやさしく整理して解説。
◎請求できる費用がひと目でわかる! 権利の相関関係がスッキリ整理された一覧表つき!
◎これまで各文献や判例に散っていた、各種保険の交錯点や支払い方法などの実務上の扱い等の情報を集約。
◎なかなか文献のなかった論点も、さまざまなパターンを想定してカバーします。
治療期間中における社会保険の利用・症状固定後における社会保険の利用・死亡時の社会保険の利用・社会保険受給中の死亡による損害賠償請求ごとに、さまざまな客体と状況で70ものパターンに分類しました。
目次
第1編 総論-交通事故で社会保険を使うための基礎知識
一覧表1 交通事故と社会保険にまつわる権利の相関図
第1章 社会保険の基礎
1 保険とは
【Point 1】保険の定義
【Point 2】大数の原則
【Point 3】保険の要素
2 私保険とは
【Point 4】私保険の定義
【Point 5】私保険における保険の要素
【Point 6】保険契約の種類
3 社会保険とは
【Point 7】社会保険の定義
【Point 8】社会保険における保険の要素
【Point 9】社会保険の特色
【Point 10】健康保険の意義
【Point 11】国民健康保険の意義
【Point 12】後期高齢者医療保険の意義
【Point 13】介護保険の意義
【Point 14】厚生年金保険の意義
【Point 15】国民年金の意義
【Point 16】労災保険の意義
【Point 17】雇用保険の意義
第2章 交通事故損害賠償の基礎
1 傷害による損害賠償額
【Point 18】治療費等(積極損害)
【Point 19】休業損害(消極損害)
【Point 20】傷害慰謝料
2 後遺障害による損害賠償額
【Point 21】介護費等(積極損害)
【Point 22】後遺障害逸失利益(消極損害)
【Point 23】後遺障害慰謝料
3 死亡
【Point 24】葬儀費等(積極損害)
【Point 25】死亡逸失利益(消極損害)
【Point 26】死亡慰謝料
第3章 社会保険と交通事故の関係
1 交通事故被害者が利用できる社会保険の概要
【Point 27】社会保険の利用とその限界
【Point 28】健康保険の利用
【Point 29】国民健康保険の利用
【Point 30】後期高齢者医療保険の利用
【Point 31】介護保険の利用
【Point 32】厚生年金保険の利用
【Point 33】国民年金の利用
【Point 34】労災保険の利用
【Point 35】雇用保険の利用
2 社会保険を使うタイミング
【Point 36】医療保険を使うタイミング
【Point 37】介護保険を使うタイミング
【Point 38】年金保険を使うタイミング
【Point 39】労災保険を請求するタイミング
【Point 40】雇用保険を使うタイミング
3 社会保険給付相互の調整
【Point 41】医療保険と労災保険の調整
【Point 42】実は労災保険の対象なのに、医療保険を使っていた場合
【Point 43】介護保険と労災保険の調整
【Point 44】年金保険相互の併給調整
【Point 45】年金保険と労災保険の調整
4 社会保険給付と損害賠償の調整
【Point 46】社会保険給付と損害賠償が重複する場面
【Point 47】医療保険給付と損害賠償の調整
【Point 48】介護保険給付と損害賠償の調整
【Point 49】年金保険給付と損害賠償の調整
【Point 50】労災保険給付と損害賠償の調整
第2編 各論-職業・年齢別 交通事故事件処理に使える社会保険の知識
一覧表2 職業・年齢別ケースの相関図
第1章 治療期間中における社会保険の利用
1 治療費等に対応するもの(傷害・積極損害)
【Case 1】労働者が、労災ではない交通事故で負傷した場合の治療費等
【Case 2】労働者が、業務中の交通事故で負傷した場合の治療費等
【Case 3】労働者が、通勤途中の交通事故で負傷した場合の治療費等
【Case 4】会社役員が、交通事故で負傷した場合の治療費等
ほか



