ビジネスエリートになるための 教養としての投資

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ビジネスエリートになるための 教養としての投資

  • 著者名:奥野一成
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • ダイヤモンド社(2020/05発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478109915

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内容説明

「投資」はビジネスの最良の教科書である。
「投資」を知らなければ、あなたは一生「奴隷」のままだ。
凄腕ファンドマネジャーが教えるビジネスと人生の成功法
コロナ危機の今こそ学びのチャンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

96
結論から言うとなかなか読み物として面白かった。投資本・ビジネス本という括りから離れられるのではと勝手ながら思う。長期投資・参入障壁等の軸の話を様々に展開しながら筆者の生い立ちや仕事変遷に拠る考え方、様々な企業の捉え方等から物事の捉え方や生活への反映の仕方が読み取れる。こうした本を大学生時代辺りに読んでおくと良いだろうという平易で愉しめる金融リテラシーが学べる一冊。2021/10/29

Willie the Wildcat

71
投資vs.投機。良し悪しではなく、違いを踏まえた行動機軸の確立。鍵はOwnership。特定企業のことのみならず、取り巻く各種環境も考えることが学び。結果、働かされている(受動性)から働く(能動性)へ、考え方が自然に転換。実際に投資・投機をするかどうかではなく、マインドセットがポイント。GHQ施策や高度成長期が、如何に投資マインドに影響したかの件は興味深い。チャート分析批判は必ずしも腹落ちしないが、投資企業選定の3つの要素などはオーソドックスで好感。楽して儲かる方法など無い、当然。子供への教育も必須也。2020/06/28

岡本正行

67
 実務家による長期的な株式投資の勧め。私自身、長期投資の方が、経済を理解できるし。企業に対する愛着心さえ生まれてくる。日々の出ディトレードよりスイングトレードより、バフェトが書くところの5年保有、それぐらいが妥当だろう。その企業と一体感を持ち、投資家としての意識を高める点、利益を挙げるためにも、長期保有推奨である。よみやすい文章で、専門家にありがちな英語や専門用語は、なるべく少なくしている姿勢がみられる。ある程度、投資をした人には、参考になると思われる。2023/12/03

速読おやじ

60
著者とはかなり昔に仕事関係でお会いした事がある。武骨な雰囲気で頭のキレ抜群な鋭い人という印象だ。バフェットみたいな投資がしたい、そう思う人は沢山いても実践してここまでの資産運用額に至ったのは敬服する。投資というビジネスのステータスを上げて、投機やギャンブルとは違うことを世に知らしめたい思いが伝わってくる。参入障壁が高く、付加価値があるか?これが長期保有銘柄の条件だ。シンプルだが参入障壁なるもの、一瞬でひっくり返るのだ。それには物事の本質を見る必要があるのだろう。株式を永久債に見立てる感覚を僕も持ちたい。2020/10/03

よしたけ

49
巨大機関投資家の農中傘下会社の責任者筆。高い付加価値、高い参入障壁、長期潮流、を備えている「構造的に強靭な企業」への長期投資を推奨。ロジカルで入門書として推薦できる。参入障壁とは巨大設備や規模の経済でない(×巨大資本必要な造船業界○生産設備や販売網、ブランド構築の広告宣伝費等に資金を惜しまないコカコーラがいる砂糖水業界)、国際分散投資は無意味(アジア成長するなら地場企業でなく恩恵を受ける企業へ→中産階級増えディズニーファン増える)、為替コストは不可避(国内株も企業の海外事業に為替リスクは内包される)等。2021/11/30

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