内容説明
「男と女のなかには距離がひそむ。親子のあいだにも寸法は残されている。駅も距離だし、国も距離だし、ことばも距離だし、風も著物も距離だ」(『駅』「さとがえり」)――男と女の縁、夫婦、親と子、幼な友達、嫁と姑。ささやかな日常の中に人生の機微を掬い取り、鮮やかに命を吹き込む、幸田文の強靱な感性。連作的随筆『駅』の12章と小説『栗いくつ』を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いくっち@読書リハビリ中
2
父の死をきっかけに文筆家となった幸田文を投影する文学。長文書評はこちら→http://www.honzuki.jp/book/91951/review/160772/2016/10/07
So
1
駅のみ2025/05/14
ますたけ
1
連作短篇集。 作者の鋭い視線。貧しい時代の現実。2020/11/13
アジシマ
1
観察力によるものなのだろう、人間の描写がすごい。「栗いくつ」では年代も境遇も異なる5人の女性をそれぞれにいきいきと描く筆致がすごい。2020/10/05
まし
0
自然体な感じがすごく良かったな。もっと幸田文さんの作品を読んでみたくなりました。2012/11/21
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