幻冬舎単行本<br> プロ野球激闘史

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幻冬舎単行本
プロ野球激闘史

  • 著者名:広岡達朗【著】
  • 価格 ¥1,089(本体¥990)
  • 幻冬舎(2020/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344036215

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内容説明

【目次】
第1章 私を叱り、育ててくれた巨人軍
●長嶋茂雄 私を引退に追い込んだホームスチール事件
●王貞治 世界のホームラン王を育てた2人の師匠
●川上哲治 現役時代からの確執と感謝 ほか

第2章 達人たちの神業――投手編
●杉下茂 絶対ストライクゾーンに投げなかった「元祖フォークボール」
●稲尾和久 巨人の伝統と誇りを粉砕した鉄腕
●金田正一 巨人ナインが“金田天皇”を認めた理由 ほか

第3章 達人たちの神業――野手編
●吉田義男 なにかと私と比較された、阪神の牛若丸
●張本勲 正論を貫き続ける、日本球界一筋の安打製造機
●落合博満 もう一度監督として革命を起こせ

第4章 西武監督時代――意識革命の主役たち
●江夏豊 プッシュバントで攻略した天敵
●秋山幸二 日本刀の特訓で40HR、93打点の大爆発
●工藤公康 ドラフト会議の席で指名を決めた「坊や」 ほか

第5章 ヤクルト監督時代――“万年Bクラス”大化けの原動力
●若松勉 「缶ビール事件」で生まれ変わった小さな大打者
●チャーリー・マニエル 「二度とお前を使わない」で奮起した赤鬼
●森昌彦 選手を育てられなかった名参謀 ほか

第6章 新時代の達人候補たち
●佐々木朗希 163キロの怪物は“大谷二世”になれるか
●阿部慎之助 指導者として巨人野球を厳しく教える
●大谷翔平 二刀流復活を阻むケガ体質と肉体改造 ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりくに

57
私は、セ・パ両リーグを制覇した数少ない監督の一人、「広岡達朗」さんが好きなんです。広岡達三先生も好きだが。まだテレビが家庭に普及していなかった昭和30年代に、一番の人気スポーツは野球だった。昭和32年の日本シリーズは、西鉄の2連覇の後、3年連続巨人対西鉄。当時、ジャイアンズファンだった私は、大人に交じって電気屋の店頭で、3勝0敗から4連敗となるシリーズに、凍り付いていた。西鉄の打の主力は、先日亡くなった「怪童」中西太。投の主役は、「神様、仏様、稲尾様」の稲尾和久。例によっての長い前置き、ご容赦を。→  2023/04/14

金吾

20
激闘史というより、広岡さんから見た選手について語る本です。長嶋茂雄と吉田義男、森昌彦に対するコンプレックス混じりの評価が面白かったです。2021/09/11

たらお

19
Numberのライオンズ70周年特集のインタビューで伊東や辻、石毛などが「黄金時代の土台を作ったのは広岡さん」と言っていたこともあり、読む新刊本。「指導者は選手に好かれようと思ってはいけない」と言い切り、歯に衣を着せぬ毒舌。巨人軍時代、ポジションを奪われぬように知っている技術を他人に教えないチーム体質だったことを言い、それが今の巨人にも根付いているであろうことを読んで思ったり、広岡さん後継の森監督のことを教育できない人とバッサリ切ったりしている。個性派の中で生き抜くということはこういうことなんだな。2020/07/05

nishiyan

10
タイトルは「プロ野球激闘史」と銘打たれているが広岡達朗氏が長嶋茂雄からイチローまでの野球人を語る人物伝となっている。川上哲治氏や長嶋茂雄氏との確執、平井三郎さんとの思い出などは読売巨人軍の栄光の中にあった暗闘が読み取れる。ヤクルトスワローズの章では森昌彦氏に言及しており、人を育てることができない読売出身コーチとバッサリと断罪しているのが面白い。虎の威を借るなんとやらだという指摘も興味深いが。そうそうたる顔触れについて語っている中で、野村克也氏に触れないところに広岡達朗氏の心の闇が見えてくるようだった。2020/06/08

かっくん

9
巨人の名ショート、引退後はヤクルト、西武という当時の弱小チームを日本一に導いた名伯楽広岡達朗。球界の重鎮としてその発言には重みがある。特に指導、教育に対する信念は野球以外の世界にも十分通じる話が満載である。個人的には広岡が巨人に入団したときのレギュラーショートの平井三郎とのエピソードは印象的である。様々な襷が受け継がれて今のプロ野球があるのである。2023/05/03

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