内容説明
私は、「守られるべき存在」だ。
学校に行くことのつらさ、家にいることの苦しさ、自分自身についての悩み…さまざまな生きづらさを解決するヒントを集めた1冊。
中学生・高校生~大人まで読んでほしい、精神科医が教える“頼る”ことからはじめるセルフケア。
はじめに
第1章 自分を助けるためにできること
第2章 友だちの悩み
第3章 恋愛の悩み
第4章 家族の悩み
第5章 自分自身の悩み
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レリナ
32
学生向けの様々な悩みに対応した自分を守るための方法が書かれた本。基本的に自分の行動や気持ちを認知して書き出すと言った認知行動療法を取り入れている。学生にはいい心の拠り所なる本だと思う。実際に自分の心を知るには書き出すのが一番なのかもしれない。実際にやってみるというのが、自分の気持ちを知る近道。不登校になったりしたときには必ず、学校に行きたくない理由があるもの。不安になる気持ちを探り出し、解消する。この本はいい清涼剤になる。こういう本もっと増えて欲しいな。現代社会の犠牲者はもっと救われるべき。2020/06/15
riviere(りびえーる)
26
中高生向けのお悩み相談の本。お悩みの内容は自分や自分の周りの友だち・家族・恋人との関係に限ってある。☆友だちに無視される ,つい合わせてしまう☆彼(彼女)の束縛がキツイ☆親が口出ししてくる☆自分に自信がもてない☆他SNSでのトラブル対応など。装幀も本の厚さも若い人が手に取りやすく作ってある。本文のレイアウトでオレンジ色でマーカー風に塗ってあるところが私には読みづらく感じた。若い人にはこの方がいいのかなぁ。内容は若くない人が読んでも十分に参考になると思う。ベースは認知行動療法。2020/08/07
ネギっ子gen
20
ライトノベル風の表紙がナイス!児童精神科医による<中学~高校生が、日々の生活の中で学校に行くことのつらさ、家にいることの苦しさ、自分自身についての悩みなど、さまざまな生きづらさを感じたときに、解決のヒント>を得るための本。その著者の願い。<苦しい体験をすると、自分がどんな人間なのか、という大切な考え方すら変わってしまうことがあります。そして自分を責めたり、よくない人間だ、愛されない・価値のない人間だと感じ>たりするので<「自分は守られるべき存在だ」という考え方を、すべての子ども>に持ってほしいと。同感!⇒2020/07/24
紅葉
16
私も思春期と呼ばれる頃は本当に色々な事で不安定になっていたので、とても助けになる本だと思いました。友人、家族、自分自身。。[無視されても、それは無視する人の問題で、あなたのせいではない。]そういう考え方はとても大切だと思います。[嫌われる勇気]やさしくした感じで。相手が不機嫌な時、自分が何かやってしまったかと思いがちだけれど、相手の気持ちをコントロールなんて出来ないのだから、それは相手の問題、と割り切れると良いですよね。最近2人の友人の息子が同じ時期に不登校になり、この時期の難しさを改めて感じています。。2021/12/12
doapon
14
主に学生さん向けの「自分を大切にする方法」の、具体的なやり方を知る事ができる。繰り返し述べられる「あなたは守られるべき存在」だ、というメッセージがたくさんの人に届きますように。 起こった事実とそれに対する感情と思考(結果)を分ける、というのは大人であってもとても役立つ。感情と思考と、他人からどう思われるかを混同して問題に当たるのは、心身を消耗してしまう、わかる。人のせいにも自分のせいにもしない。起こることをあるがままに受け止める。シンプルに生きるためのハウツーでもあると思った。2020/06/06
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