内容説明
「私が生まれてきた理由は、自分が知ったことをできるだけわかりやすく人に伝えていくことだと思っています。私が見たこと、聞いたこと、学んだこと、失敗の中で得たこと、それらをすべてあなたに伝えるために、私の生はあるのです」(著者)。「FLASH」で連載中の「ニュース食い倒れ!」をまとめた人気シリーズ第6弾。安倍政権から年金、少子高齢化問題、米中覇権争いまで・・・、日本再生への羅針盤を辛坊節で徹底解説いたします!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomomi Yazaki
14
今日本で起こっている諸問題を辛坊治郎がいつものように、大袈裟かつ無責任に物申す。彼が言うには、自分の価値観は変えられないから人それぞれの物差しを感知することが必要、そのために本書があるのだと。それはこの日本で生きてゆくための心構えでもある。空き家問題。国から突然、取り壊し費用を請求される理不尽。怖くて真相を知りたくないインフラ老朽化の現状。手遅れの海洋プラスチック問題。企業の定額使い放題のサービス残業などなど。身近な話題から世界情勢まで、うるさく首を突っ込む辛坊さん。でも結局世間は、暖簾に腕押しですね。2022/03/13
TAKA0726
10
政治家は選挙と先送り、マスコミも本当の課題を報道しない。自分と他の人との「物差しの目盛り」の位置がズレてないか、不断の点検を行い自分の価値観をキープし位置をしっかりと読み解く。サラリーマン年収1千万で控除額220万、20年は850万に下がる。車が空を飛び回る時代が来るから老朽化インフラ補修は時代遅れ。サブスクリプション業者メリットは固定費一定の装置産業。今ファーウェイにストップをかけることが中国が世界制覇を止める最後の機会。世界中で中国の意を受けた政治家が活動。ガンは細胞の数に比例、大柄な人が罹りやすい。2020/09/09
スプリント
6
著者らしい切り口とウィットよりも皮肉と表現したい文章で現代の問題について考察しています。 万人向けではないが面白い。2020/10/31
Tommy おぢさん
5
そうなんや〜 子供番組のニュース解説から人気が出て、今や選挙や色んなニュース解説をしたり顔でしている○○彰氏よりも、余程この本の著者の方が信頼出来る様な気がするけども、好きじゃない人も一定数いるだろうなぁ。特に年金問題については、非常に分かり易く解説してある。
乱読家 護る会支持!
5
誰もがスマホを持ち歩く社会。普通の人が、いつ何時、犯罪者にされるかわからない社会。 辛坊治郎さんは、これを避ける方法として、、、 「この事態を避ける方法はひとつしかありません。それは、皆さんが各々持っている「物差しの目盛り」の位置が、世の中一般、あるいは目の前の人物が有している「物差しの目盛り」の位置とズレてきていないか、不断の点検をおこなうことです。」と書かれています。 ほんまにそうですねー。2020/06/14