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内容説明
デビュー作『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』(サンマーク出版)は、2015年年間ビジネス書ランキングでトップ10入り。著者はトヨタの企業文化である「業務資料を1枚にまとめる」技術を、企業研修・講演で累計10,000人以上に伝授しています。
そして現在、「より一層のデジタル化」「ビジネスチャットの普及」「テレワークの拡大」が進んでいます。そうしたビジネスコミュニケーションのデジタル化により、ビジネスパーソンから「考え抜く力」が削がれていく、と著者は指摘しています。
実際に「資料がまとまらない」「何を、どう伝えれば効果的に相手に届くのかわからない」という人が多くなっていないでしょうか。
そのため「紙1枚」にまとめることを通じて、「考え抜く力」を養うことが必要だというのです。
そこで本書では、著者が独自の研究を重ねて体系化した、「考え抜くことからスタートし、情報を整理してまとめ、わかりやすく伝える技術」を伝授。
「紙1枚」プレゼン資料の作成ノウハウと、初公開の実践的な「プレゼン」の進め方を解説し、資料作成とプレゼンの両面で使える手法を教えます。
最速で相手を納得させる一発OKのプレゼンバイブルです!
※本書は、カラー液晶で閲覧されることを推奨します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
39
「紙1枚」でプレゼンを行う為の手法を紹介した一冊、著者は「トヨタで学んだ紙1枚!にまとめる技術」の浅田すぐるさん。プレゼンの世間的なイメージとしては「パワーポイント何十枚のスライドを作って」であるが、本書では、主に「紙1枚」にまとめた資料を作ってプレゼンする技術を紹介する。(手書きで)紙にまとめてパソコンに転記してから推敲する方法が、脳科学的にも一番有効らしいので試してみたいと思った。また、本書は脱稿直前にコロナ騒動が発生したということで、リモートワークに対するコメントも追加されている。2020/04/19
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
9
浅田さんのプチセミナー参加のために再読。いやー、ライブはよかった!説明をしていただいて、そうだったのか!と意味が初めてわかったものもあり、著者の意図を完璧に読み取るってなかなかできないなあ。人の目に触れているのは氷山の一角のようにその人のごく一部。そのごく一部に説得力を持たせるのは、水面下の見えてない部分の積み重ねなのではないかと思わされました。プレゼンというタイトルでいわゆるプレゼンに特化した内容と勘違いされたら勿体無い。自分が何を好きかをわかってもらうことも、いわば自分プレゼンです。2020/10/13
Sachi
8
まとめ思考術。最初に一人ディベートがかんたんにできる方法が紹介されていた。What,Why,Howは問題解決の基本。いつも同じプレゼンを繰り返すことで、結局説明0でもOKになる。ここがスバラシイ!2020/11/27
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
7
プレゼンとはプレゼンテーションなはずですが、この本ではなんとも驚きの解釈が。プレゼンとはプレゼンテーションではなくプレゼン◯だった!タイトルにある説明0秒の「ゼロ」と「1枚プレゼン」のゼロと1が、巻末では禅問答レベルの解釈となっていました。いまやプレゼン=パワポと言っても過言ではありませんが、本来は簡潔に伝え共通了解を得るための手段。伝える内容のブラッシュアップには紙1枚で考え抜くことが必須、プレゼンの現場ではエゴを超越すること、みたいな深淵なお話となっていましたよ。2020/06/11
復活!! あくびちゃん!
5
『プレゼン』というよりは、思考整理の方法論についての本。シンプルでとてもよくまとまっている。というより、その(唯一の)方法を生かして色々展開しているという内容。私も(紙には書かず)このような考え方を自然にしているが、この思考法を毎回必ず行えば、ヌケ、モレもなく考えられるので、とても良いと思った。このような方法を取らず、いきなり考え始めている若い社会人向けの本です。2022/09/12