成長企業が失速するとき、社員に“何”が起きているのか?

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成長企業が失速するとき、社員に“何”が起きているのか?

  • ISBN:9784822288877

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内容説明

予測不能の変化と混乱の時代に!
世界50カ国で導入されている
「これからのリーダーシップ」論

――「何時間働くか」を命じることはできても
「仕事にどのくらいのエネルギーを注ぐか」は働く人次第。
どうすれば、社員の心に「炎を灯す」ことができるのか?

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勢いのある会社が成長していくとき、
必ずといっていいほど「変化のタイミング」が訪れます。

たとえば、以下のような場合です。
・人数が少ないときは、社長などのリーダーが一人一人の社員に直接、声をかけていた。しかし規模を拡大した結果、社長と社員の間に「管理職」を置くようになった。
・人数が少ないときは、ひとつのオフィスで全員が集まって仕事をしていた。しかし規模拡大によって、オフィスの場所やフロアが増えた。
・成長した組織を支えるために、売上などの数字の管理やノルマがより厳しくなった。
……など。急成長している組織では、誰でも経験があるのではないでしょうか。

このような「変化」は、組織の成長には不可欠なものですが、
実は、ある程度の割合で、この「変化」によって、
次のような問題を抱えてしまいます。

・もともとの「クリエイティブさ」「チャレンジ精神」が薄れ、全体的に活気が弱まった。
・部署ごと、事業ごと、出世争いなどの「社内での競争」が生まれてしまい、社員の目が「内向き」に変わった。
・各部署が、自分の担当職務を強く意識した結果、連帯が弱まった。

これらの「エンゲージメントの低下」に対して、
リーダーは何をすべきなのか。

経営者はもちろん、数人を束ねるリーダーも必読の
リーダーシップ論の決定版!

目次

第1章 プラグ抜け状態――「組織で働く人」がエネルギーを失ってしまうのはなぜか?
第2章 リーダーシップが果たすべき「真の役割」とは?
第3章 「未来の可能性」――組織と自分の未来に希望を抱かせる方法
第4章 「当事者責任」――主体的なやる気を起動する方法
第5章 「つながり」――価値観を共有し協働を促進する方法
第6章 「一体感」――オープンなコミュニケーションで信頼をはぐくむ方法
第7章 「存在価値」――組織内に、その人が輝く居場所をつくる方法
第8章 「エンゲージメント」のカルチャーを確立する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あちゃくん

47
「組織から人間のエネルギーを奪うものは何か? どうすればエネルギーを取り戻せるのか?」という問題意識の元、マネジメント層のリーダーシップと従業員のエンゲージメントについて書かれた本です。面白かったです。自分の状況と照らし合わせていろいろな学びがありました。一番刺さったフレーズは“最終的に、リーダーの評価を決定づけるのは、「どれだけうまく人をリードするか」ではなく、「どれだけ人がついてくるか」である。”2021/12/29

tkokon

3
【エンゲージメント】○社員エンゲージメントの本。○リーダーシップ・未来の可能性・当事者責任・つながり・一体感・存在価値、こういうものが失われると、組織のエンゲージメントが低下し、それはやがて、組織のパフォーマンスに影響を与えるようになる。●ちょっとコロナで傷んでしまった組織って、世の中に結構多いのではないか。2021/02/05

mkt

2
エンゲージメント①変化をどのように捉えるか②どのくらいのエネルギーを発揮するか/エンゲージメントの低下①喪失感②喪失は暗号化され隠される③変化を繰り返すと変化疲れを起こす(問題は変化に対する準備)④エネルギーの発散量は本人が決める⑤失うのは一瞬、積み上げるのは長期間/エンゲージメントの回復①未来への可能性②当事者責任③つながり④一体感⑤存在価値⑥リーダーシップ/リーダーの評価:どれだけ人がついてくるか/従業員は自分に何を求めているかはっきりさせて欲しいと願っている/ 20210326読了 357P 28分2021/03/26

Mika Otomo

1
エンゲージメントを学ぶのによい本。エンゲージメントもエネルギーという表現気に入りました。2021/04/11

T. Okada

0
「エンゲージメント」についてコンテキスト含めて学ぶことができた。どう高めていくかを示しているのが良くて、自分自身でも反省する点を見つけられた。責任の話は早速実践し始めた。2025/04/20

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