内容説明
史上最年少四段、デビュー29連勝、中学生での棋戦優勝、記録部門四冠独占、史上最速最年少七段、史上初3年連続勝率8割超――。
次々と記録を打ち立てていく藤井聡太七段。彼はなぜこんなに勝てるのか、強さの源は何なのか、その将棋の本質を棋士はどう見ているのか。
本書は将棋世界で2018年8月号から17回にわたって掲載した「強者の視点―棋士たちの藤井将棋論」を書籍化したものです。連載時には限られた誌面の都合によって、載せられなかった話や参考棋譜も掲載。さらに巻頭には藤井聡太七段が自身の将棋を分析するなど、貴重なインタビューを掲載しました。将棋ファン必読の一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
10
ライバルたちの藤井八冠の評価が読めます。 棋譜が読めなくてもそれだけで読み応えがある。2024/04/30
nayui
2
将棋世界の連載記事『強者の視点 棋士たちの藤井将棋論』をまとめたもの。トッププロや若手からの藤井論が面白い。山崎八段の「10代は角一枚伸びる人もいる」→タイトル取得後のインタビューでご本人も同じ事を言ってたのが印象的。西尾七段が対局中の癖を指摘していたが、最近はそういう姿も減ってきたなぁと。棋譜解説は見る将には難しいが、AMEBA解説の先生方のリアクションを脳内再生しながら読んだ。斎藤慎太郎八段のコメント「ライバルとして争っていく相手だけど、自分を引き上げてくれる存在でもある」今後の将棋界が楽しみである。2020/08/25
geki
2
プロ棋士達が証言する藤井聡太の強さと凄さ。彼らが藤井聡太の出現を喜んでいることが伺えるのが、印象深い。さらに進化していく彼がとても楽しみ。勝負師としてのきりりとしたナイスショットも多数あり。2020/08/14
エラリー
2
現役の棋士達が藤井聡太の棋譜を解説しながら棋風にコメントする。共通するのは圧倒的終盤力で、序盤中盤も目覚ましく進化しているというもの。一部のベテランは「自分の若い頃はAIがなくて…」というが、同条件なら自分も同等以上の実力だった、と言いたげで、なんだかちょっと見苦しい気がする。2020/05/22
平常心
1
トップ棋士による、藤井聡太の棋譜をとおした強さの解説。最後に、師匠が登場。藤井少年の頃からプロの師匠を本気にさせる手筋。誰しも想像できない7七飛車の解説はあっさりしていたが、それ以外でも、色々深い解説がありそうです。 好きな人は時間をかけて楽しめる一冊でした。2020/10/17
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