内容説明
“ダーティートーカー・ヒーローの女王”テッサ・ベイリーによる傑作ロマンス!
大金を持って逃げてきた訳ありな女性の向かいの部屋には、市警警部補が──
『危険な愛に煽られて』で〈勝手にロマンス大賞〉で堂々の二部門(「コンテンポラリー部門」「エロティック部門」)制覇のテッサ・ベイリーによる新シリーズ第一弾!
ナッシュヴィル生まれのジンジャーは、ある日あばずれの母親の大金の入ったバッグを盗み、妹を連れてシカゴにやってきた。が、引っ越し当日、向かいの住人であるシカゴ市警警部補のデレクに怒鳴られ、最悪の出会いをする。だがデレクのほうは、セクシーで勝気なジンジャーにひと目で惹かれ、一気に彼女に迫る。彼を通じて母親から姉妹の捜索願が出されているのを知ったジンジャーは持ち逃げした金がトラブルを生んでいるのではないかと考え、ナッシュヴィルに向かうが──
原題:Protecting Whats His
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち~
36
子供の頃から数々の犯罪歴のある母親と貧しさの中、妹を守りながら成長したジンジャー。母親が怪しげな大金を抱いて寝ているスキに、大金と妹を連れてシカゴに逃げた。賑やかに引っ越しをしていたところをアパートの住人、警部補デレクに怒られ最悪な出会い。即、ジンジャーに逝っちゃったデレクの卑猥な言動の数々や、職権乱用やなんかが9割を占める本書。ジンジャーの妹思いで、まっすぐ生きる逞しさが良かった。母親と大金からくる事件の結末は最後の50ページくらいでチャチャッと片付けた感じ。ひたすらデレクのトンデモぶりを楽しむ一冊。2019/09/23
たまきら
34
大笑いさせていただきました。名ばかりの母親がなぜか持っていた大金を盗んで、妹とともにシカゴに逃げてきたナッシュビル(アメリカ一魅力的な訛りともいわれる場所)出身の美人姉妹が主人公です。初っ端から彼女に最悪の印象を与えてしまう警部補ですが、どかんと美女にのめりこみ、モノにするために突っ走る姿はもはやコメディーです。笑ってたら読み終わってしまいました。もう歌手以上のイコンであるドリー・パートンが効果的に使われているところも最高!お姉と警部補がケモノじみているので、妹さんの純なロマンスは清涼剤でした~。2020/01/09
eko
27
ロリ先生もしくはリサマリ先生を彷彿とさせるコミカルな出だし。突如として炸裂するヒロインへの性欲保護欲所有欲。今の自分へのロマンス成分補給にぴったりで一気読み。妹思いのジンジャーを激しく時に優しく包み込む警部補デレクのつぶやきがたまりません。そんな場所で今?そんな事を?なんて考えちゃダメです。なんも考えず2人の恋に落ちっぷりを楽しむのです。サスペンスが薄くてかえって潔い(褒めてます)前作より断然好き。この調子で日本でのダーティートーカーヒーローの女王として地位を確立させて欲しい!次作トロイ&ルビーも期待♪2019/08/29
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
25
前作の、危険な愛に煽られて より、こちらの方が断然良かったd=(^o^)=b デレク~~(☆∀☆)2019/09/22
菫子
22
新感覚ロマンス!現代の等身大ロマンス!堅いことはどうでもいい。ヒーローの職種なんだっけ?(警部補です)いまお仕事中なのでは?(そうそう、同僚の葬儀に行くところだっけ?同僚が重体で集中治療中?)そんなものどうでもいい。ヒーローもヒロインも出会った瞬間から性ホルモン第一主義!というぶっ飛んだ作品です(笑)ストーリーの全てはヒーローのダーティートークを味わうためにあるという潔さがすごくいい。軽いトークのノリと素人っぽい文体もいい。細かいことは考えずにHOTなロマンスに浸って頭のネジをゆるめたいときにぴったり→2019/08/26
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