角川ソフィア文庫<br> 銀座アルプス

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角川ソフィア文庫
銀座アルプス

  • 著者名:寺田寅彦【著者】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • KADOKAWA(2020/05発売)
  • 春分の日の三連休!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/22)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044005856

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内容説明

近代文学史の科学随筆の名手による短文集の傑作。「電車と風呂」「鼠と猫」「石油ラムプ」「流言蜚語」「珈琲哲学序説」他30篇。写生文を始めた頃から昭和八年まで、寅彦の鳥瞰図ともいうべき作品を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

67
友人本 寺田寅彦は科学と文学を融合させた人物だ、と誰が書いたのか忘れてしまいましたが、まさにその通りだと思います。知性と品の良さ、そして飄々とししつつも真摯な人柄が見える、素敵な随筆集です。巻末の角川源義氏の解説(寅彦を中心としているが、あちこち話が飛ぶのでハッキリ言ってかなり読みにくい)、さらにその後の解説 有馬朗人氏の2人ともが「団栗」に言及していますが、本書に「団栗」は未収録なのです。ここだけはめっちゃ残念。2020/10/26

LNGMN

11
随筆集。身近な事柄を科学的視点で分析しつつも、古今東西の思想を行き来しながら綴られた詩情あふれる文章が素敵。「一杯のコーヒーは自分のための哲学」といったパワーワードが並ぶ『珈琲哲学序説』が好きだ。2022/10/04

Inzaghico (Etsuko Oshita)

10
上野の象が浅草花やしきに引っ越していった顛末からいろいろ想像をめぐらせる「解かれた象」は一読に値する。関東大震災のときに暴徒が井戸に毒を入れたという虚言について書いた「流言蜚語」もしかり。科学的に考えればそんなことありえないだろう、という冷静さをもつことの重要性は、今なお変わらない。いや、重要性は今のほうが増しているだろう。飼い猫の好き嫌いを割とはっきり書いていて、好かれていない猫が不憫でならない(笑)。ガマ蛙とかネズミとか捕ってたのねえ、昔の猫は。2021/09/15

かっくん

5
物理学者である寺田寅彦の随筆集。日々の生活の中から科学の発展に資するものを見つけ出す姿勢には凄みを感じる。基礎化学を軽んじる現在の風潮を寺田寅彦が見たら、なんて言うだろうか。2024/05/13

yambou215

3
著者は明治生まれの人なので、文体が少々古くさいのは致し方ないが、題材の面白さ、鋭い人間観察など、さすがは随筆の名手と思わせる文章が多い。 帝国議会を傍聴したときの様子なんか、いつの時代も議会の議事は変わらないようで興味深かった。2020/06/17

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